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一ヶ月半

 東日本大震災から一ヵ月半が経過しました。巨大地震や大津波の被災地では、ライフラインの復旧や被災者への支援活動が続いています。東北新幹線も45日ぶりに仙台と東京間が運転を再開し、企業の生産活動も徐々に復活してきました。一日でも早く復旧・復興の計画をつくり、地域を再生してもらいたいと願っています。

 一方、福島第一原発事故の被害は拡大するばかりで、収束しそうにありません。放出される放射性物質や放射線量は蓄積されており、避難指示の範囲は半径20㎞の外にも広がっています。農産物の出荷停止や作付け禁止、風評被害、さらには残された牛や豚などの家畜が餓死するなど、悲惨な状況。長期間の避難に備えて一時帰宅を希望する住民の声にも、具体的なプランを示すことができません。

 避難所や地域を離れて避難している人にとって、当面の生活資金や住宅は喫緊の課題なのに、義援金の配分と仮設住宅の整備は遅れています。義援金は阪神淡路大震災を超える額が寄せられており、仮設住宅の資材供給態勢も整ってきたというのに、作業が捗っていません。

 行方不明者の捜索、がれきの撤去、原発の管理などに当っている現場では必死の作業が続けられていることでしょうが、(記者会見などで)テレビなどに登場する政府や東京電力の対応には、腹立たしくなってきました。

 原発事故の補償問題も遅れていますし、東電幹部の発言にも誠意が感じられません。東電は賠償金や復旧費用を捻出するためにきょう、役員報酬と社員給与の削減を発表しましたが、庶民感情からすると責任の認識が生温いと言わざるを得ません。

 例えば役員報酬を半減しても、17人の取締役や29人の執行役員の年収は2300~2000万円で、国会議員の歳費を超えています。東電自身が判断した責任とは、そんな感覚なんですネ。避難所で土下座をしたのが本心なら、役員報酬などは返上すべきです。

by shouichiro_sato | 2011-04-25 23:39 | 東日本大震災 | Comments(0)  

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