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統一地方選挙

 統一地方選挙の後半戦はきょう投開票が行われ、財政破綻して全国で唯一の財政再生団体になっている北海道夕張市で、新人の鈴木直道さん(無所属・30歳)が当選しました。鈴木さんは東京都職員当時、応援で夕張市に2年2ヶ月派遣されたことがきっかけで、「夕張再生に人生をかける」と昨年11月に都庁を退職して立候補を表明。告示後には石原慎太郎都知事が応援に駆けつけ、「日本で唯一、余力(経済力に余裕のある)がある東京が夕張を応援します」と約束するなど、財政再建と地域復興に取り組もうとする鈴木さんを強力にバックアップ。市民は若くて可能性が期待される鈴木さんに託しました。鈴木さんは国内最年少の市長となります。

 一方、大館市では現職の小畑元さん(無所属・62歳)が現役市長で最多となる6選を達成。多選批判や世代交代を訴える2人の新人に競り勝ちました。着実に実績を積み上げてきたとはいえ、得票率は40.5%で、次点との差は2600票余。過去2回は小畑さんが無投票で当選しており、組織力でも勝っていただけに、この票差は複雑?なところでしょうか。「やっぱり、選挙はやってみなければわかりません」ネ。

 上小阿仁村長選挙は中田吉穂さん(無所属・60歳)が一期目の現職との一騎打ちを制して初当選。個性の強い現職の政治姿勢に対して、村民は新人を選択しました。

 皆さんの今後のご活躍に、期待しております。

by shouichiro_sato | 2011-04-24 23:24 | 地方自治 | Comments(0)  

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