義援金
2011年 03月 30日
しかし、被災者の手元に届くにはまだまだ時間が掛かるとか。被災の範囲が東北から関東地域までと広大で、被害の全容把握が進んでいないばかりか、配分を検討する国の防災計画に基づく地方公共団体と日赤などによる配分委員会の設置が未定だというのです。平成7年1月に発生した阪神淡路大震災では8日後に委員会が設置され、約2週間後に第一次分として死者や行方不明者の家族に見舞金10万円などが配分されましたが、今回は折角の善意が宙に浮いた状態です。
確かに、正確かつ公平に配分しなければならないとしても、被災者は日々の暮らしに不安が募るばかりですから、各避難所などで住所・氏名が確認できる人たちにだけでも、一時金の手当をすることができないのでしょうか。募金した人にとっても、一刻も早く届けてほしいと願っているに違いありません。
by shouichiro_sato | 2011-03-30 23:04 | 東日本大震災 | Comments(0)