入試投稿
2011年 03月 03日
携帯電話を使った通信は必ず記録が残って発信者が確認できるのに、誰もが閲覧できるサイトで入試問題に回答を求めていたとは、ビックリしました。機用に携帯電話を操る若者の感覚からすると、入試問題の内容を送信し、回答を記入する方法は難しいものではなかったかもしれませんが、公正さが求められる大学入試で許されることではありません。
予備校生が行ったことは「カンニング」と同じようでありながら、「偽計業務妨害容疑」で逮捕されるということは前代未聞。それだけ社会的な反響が大きい出来事だったと判断されたためでしょう。
しかし、2004年には韓国でも携帯電話を使った大掛かりなカンニング事件がありました。今では超小型の電子機器が発達しているなかで、持込みや使用について厳しくチェックしているのか。各大学が試験会場での不正行為を防止する対策をしっかりとっていたのか、も疑問です。逮捕された予備校生の供述によって、そうした状況もこれから明らかになってくるでしょう。
by shouichiro_sato | 2011-03-03 22:12 | 社会・話題 | Comments(0)