確定申告
2011年 02月 21日
ところが仙北市の旧角館町では2003~05年に、本人の同意なしに住民4人の確定申告書を無断で作成し、国から還付された金を住民が滞納していた町民税に充てていたことが明らかになりました。
住民から相談を受けた県生活と健康を守る会連合会(県生連・鈴木正和会長)が発表した内容によると、通院していないのに数十万円の医療費を払ったことになっていたり、加入していない国民健康保険税を払っていて、還付金を受けていたとのこと。さらに、自分のものと違う印鑑が押されていたとか。
地方税法では自治体が還付金を差し押さえた場合、本人に通知しなければなりませんが、これもしていませんでした。
旧角館町では2003、04年度に国民健康保険税の収納率を上げる操作をして、国からの調整交付金を過大に受給した事件があり、当時の税務課職員5人が昨年12月に懲戒処分を受けたばかり。
仙北市では弁護士など第三者を入れた調査委員会を立ち上げ、きょう初会合を開いています。
by shouichiro_sato | 2011-02-21 23:36 | 地方自治 | Comments(0)