代表質問
2011年 01月 26日
「与謝野経済財政相は2009年衆院選の民主党マニフェストを激しく批判していたのに、(民主党の閣僚と席を同じくしているとは)与謝野氏が変節したのか、政権が変節したのいずれかだ」
「ばら撒くだけばら撒いておき、(税制改革など)国民に負担をお願いするテーマに絞って与野党協議の参加を迫るのは単なるご都合主義に過ぎず、財源調達に手伝う訳にはいかない」
「国の総予算207兆円の組替えで財源を捻出するとしていたが、フィクションだった。憲政史上最大の確信犯的な公約違反で、有権者を冒涜している。マニフェストを撤回し、信を問い直すべきだ」
これに対する菅首相の答弁は・・・・
「与謝野氏は社会保障改革には高い見識と志をもっている方だと考え、三顧の礼をもって内閣に迎えた」
「マニフェストなばら撒きではない。政策は4年間で実施することを想定しており、多くの政策は実現している。消費税率引き上げを実施する際には国民の審判を仰ぐと言ってきており、その方針に変更はない」
「2011年度予算を成立させることが内閣の最重要課題であり、現時点で衆院解散・総選挙は全く考えていない」
政権奪還を目指す自民党の主張と(マニフェストで掲げた政策に拘り)過去の認識の誤り?を認めようとしない菅首相の姿勢。ねじれ国会の中では予算関連法案の成立は不透明で、国会冒頭から(先の見えない吹雪のような)荒れ模様の感じです。
by shouichiro_sato | 2011-01-26 22:37 | 国政・時事 | Comments(0)