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新春みかんまきもちつき大会

 羽後町西馬音内地区では前年に家を新築したり結婚等の慶事があると、1月15日にみかんをまく風習(小正月行事)があります。その行事と一年間の町民の健康を願って、総合体育館が竣工した時に始まった「新春みかんまきもちつき大会」は今年で37回目。主催したのは体育館の運営を担っている体育館指導委員会(委員長・池田耕一さん)で、商工会女性部の皆さんなどが協力しています。

 町内のスポーツ団体や小中・高校生、それに家族の皆さんなど500人余が参加しました。まかれたみかんは町内外の企業や商店、団体等から寄贈された125箱。もちは参加された皆さんが、直前に4つの臼で各3回搗いています。

 みかんともちはステージや観覧席からまかれ、館内には大きな歓声が響きわたっていました。中には国際結婚している20数組の家族もいて、嬉しくなりました。

 終了後には隣接する活性化センターで「国際交流の集い」が開かれ、中国・韓国・フィリピン出身の皆さんのお国料理で、懇談してきました。この会が始まった10数年前は、日本語での会話が難しかった皆さんも、今では方言も使えるまでに。子供たちも成長しており、和やかなひと時でした。

by shouichiro_sato | 2011-01-09 22:29 | 羽後町 | Comments(0)  

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