Ｂ級グルメ

　神奈川県厚木市で開かれていた「第５回Ｂ－１グランプリｉｎ厚木」は、初出場の山梨県甲府市の「甲府鳥もつ煮」が優勝。出店したのは全国の２４道県から４６団体、２日間の入場者は４３万５千人（主催者発表）で、過去最高を記録しています。

　昨年は秋田県横手市で開かれ２６万人の来客がありましたが、この人出はさすがに首都圏です。最寄り駅となった厚木には小田急電鉄が臨時特急を運行したとのことで、「Ｂ級」などとは侮れないビックイベントになりました。さぞ、賑やかだったことでしょう。

　第４回大会で優勝した「横手やきそば」が、今では立派な地域ブランドとして成長しているように、この大会で話題になった料理が地域活性化に果たす役割は大きいものがあります。第１回と２回で優勝した「富士宮やきそば」、第３回の「厚木シロコロホルモン」、そして前回の「横手やきそば」を「殿堂入り」させて、新しい料理で競ったのも良かったですネ。

　尚、「甲府鳥もつ煮」は砂肝やハツ、レバーを甘辛い醤油だれで煮込んだもので、独特の「照り」とやわらかさ、コリコリした食感が一皿で楽しめる逸品とか。

　私は「横手やきそば」しか食べたことがありませんので、是非ともご当地グルメを体験してみたいものです。