9000円
2010年 09月 07日
今年度は10a当り1万5千円が交付される所得補償制度と、価格が下落した場合の補填措置が始まったことから、早い段階から米価の引き下げが懸念されていました。それが現実の問題となり、さらには1万円を割り込む異常事態?。
全農秋田では「9000円はあくまでも内金で、販売を優先して来年3月頃には清算払いを行いたい。年内には国から所得補償の15000円の支払もあり、農家の所得は確保したい」としているものの、コメを販売した時点で収入が少なくなる農家にとっては、大変です。
消費量の減退があるとはいえ、需給バランスを確保する政策や、古米を飼料や加工用などに用途変更する政策など、コメ政策の抜本的な改革なくしては、米価の低迷はさらに進む可能性があります。
by shouichiro_sato | 2010-09-07 22:40 | 産業振興 | Comments(0)