石井氏が圧勝

 昨年の総選挙では秋田県内の3選挙区で勝利した民主党。しかし、きょう投開票が行われた参院選では自民党の石井浩郎氏が小坂町を除く県内24市町村で圧勝し、初当選。過去2回の参院選で自民現職を破った民主党などにとっては、予想以上の厳しい結果となりました。

 確かに、元プロ野球選手の石井氏は知名度も高く、従来の自民党支持者に加えて無党派層の支援もあったと思いますが、政権交代を果たした民主党に対する「期待はずれ」もあり、有権者は「選手交代」を選択しました。

 子ども手当の支給や高速道路の一部無料化、コメの戸別所得補償など総選挙で掲げたマニフェストの目玉施策を選挙直前から実施しているものの、(思ったよりは)結果には結びつきませんでした。鳩山代表・小沢幹事長のダブル辞任で支持率はV字回復しましたが、選挙を優先した強引な通常国会の閉幕と、菅首相の消費税論議で露呈した政策の甘さが、「民主党政権への不安」を大きくしてしまいました。支持率の急降下がそのまま選挙結果に反映された感じです。

 敗れた現職の鈴木陽悦氏は、地元民放テレビ局の元アナウンサーという知名度を活かして、6年前には非自民系の統一候補で出馬し、自民党現職を破って初当選。国政では自民党の強かった秋田県に風穴を開けてきた実績がありました。それでも、今度は民主党に逆風が吹き、大差で落選です。

 これで秋田県選挙区は前々回、前回、今回と3回続けて現職が敗退。「選挙に勝つ」ために、知名度優先?で選ばれた候補者が勝利しています。

by shouichiro_sato | 2010-07-11 23:51 | 国政・時事 | Comments(0)  

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