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外国人実習生

 一昨年6月、外国人研修制度で来日していた中国人の男性(当時31歳)が、茨城県の金属加工会社で死亡したことについて、労働基準監督署は長時間に亘る残業などが原因の「過労死」だったとして、労災と認定しました。

 明らかになった仕事の実態は、亡くなる直前の残業が1ヶ月で100時間を越えていたとか。その上、残業の時給は最低賃金を大きく下回る400円。実際の勤務時間が記録されたタイムカードもシュレッダーで破棄されていたとのこと。研修生の受け入れとは名ばかりで、悪質な雇用の実態でした。

 何もかもコストの削減、低価格のものづくりが進む中で、派遣労働や外国人研修生といった名目で安い労働を求めてきた経営者と生産現場。私自身も30年以上前、アメリカの農場で農業研修生として働き、給与をいただいて2年間滞在してきた経験が、その後の人生の大きな力となってきただけに、中国人研修生を死に至らしめた過酷な状況に憤りを覚えます。

by shouichiro_sato | 2010-07-02 23:03 | 社会・話題 | Comments(0)  

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