社会実験
2010年 06月 29日
国土交通省の調査によると、実験が開始された28日午前0時から正午までの12時間交通量は、一週間前の21日(月)の同時間帯に比べて3区間とも2倍ほどに増えたとか。「料金無料化」については様々な議論があるものの、負担が軽減されて便利になることはうれしいことであり、今後もさらに利用者が増えることでしょう。
そういう私も、きょうは秋田市からの帰り道に「社会実験」に参加してきました。普段のルートは臨海十字路から国道7号南バイパスを通り、岩城ICから本荘ICまでの無料区間を利用し、国道107号で帰宅しています。しかし、きょうは秋田南ICから河辺JCT経由で本荘ICまで、高速道路を利用しました。
この場合、有料区間は秋田南IC-河辺JCT間の2.9km。たぶんこの程度の距離では「ワンコイン(最低でも100円くらいは仕方ないでしょう)かな?」と思っていたのですが、秋田空港ICを過ぎたところにある料金所での請求は「250円です」。「エッ」と言いながらも、根拠を確かめる時間(後ろにも車が・・)と勇気?もなく、黙って「支払」。
さて、自宅に帰ってから250円の根拠を確かめると、しっかりした決まりがありました(当然です)。高速道路の料金体制は「対距離料金制」で、24.6円(1km当り)×走行距離(km)に、固定部分の料金150円をプラスし、さらに消費税5%を上乗せ。ただし、この計算で算出後、24捨25入により端数処理を行い、全ての区間で50円単位の料金を設定しているとのこと。
計算式があるにしろ、たった2.9kmで250円とは・・・・。全国で37路線50区間、総延長1626キロメートルが無料になっていますが、JCTとICの距離が短く、250円を支払う区間は他にも相当あることでしょう。この場合の250円は社会実験参加料?でしょうネ。
by shouichiro_sato | 2010-06-29 21:13 | 社会・話題 | Comments(0)