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もしかしたら?

 政治の世界は「一寸先が闇」。米軍普天間飛行場の移設問題で社民党が連立政権を離脱したことで、鳩山政権と民主党への支持率が20%ほどに下落。「これでは参院選は戦えない」と、鳩山首相の退陣を求める声が党所属の国会議員から噴出してきました。事態の打開を求めて首相と小沢幹事長、輿石参院議員会長の3者はきょう午後6時から国会内で会談しましたが、結論は「?」。明日も継続して話し合うことになりました。

 こうなれば、民主党の「起死回生」の方策として考えられる、ウルトラCを提案しましょう。

 ① 鳩山首相には今週末あたりに、ヤッパリ辞任してもらいます。

 ② 民主党は国民新党との連立を維持しながら、新しい首相(菅さん?)を選出して組閣。

 ③ 新内閣は体制の立て直しと重要法案成立のために、国会の会期を平成16年に選出された参議院議員の任期満了日である7月25日まで延長します。

 ④ そうなると参議院議員通常選挙は8月22日(日)となり、会期末に衆議院を解散して「同日選挙」に打って出ます。準備時間のない野党が候補者選び等で混乱する衆議院議員選挙では、再び争点を「国民の生活第一」「政権交代、時計の針を戻すな」。政権交代を選択した国民の期待にもう一度、イメージチェンジして訴えるのです。相乗効果で参院選で劣勢になった態勢を立て直します。

 衆議院で圧倒的な議席をもつ民主党が解散するのは勇気のいることですが、昨年の総選挙では長い間続いた自民党政権に「NO」の審判が下り、(鳩山政権のテイタラクでも)自民党の支持率は低迷しているのですから、総選挙で支持した候補者への気持はそんなに変わるものではないでしょう。

 会期末にゴタゴタし、強行突破したところで参院選は惨敗。その責任をとって鳩山首相が退陣したとしても、国会は「衆参ネジレ現象」になり、再び政党の離散集合を繰り返しては混迷が深まります。ここはリセットして「大勝負」して見ませんか、小沢さん。 

by shouichiro_sato | 2010-06-01 23:58 | 国政・時事 | Comments(0)  

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