ワースト

　今夜のＮＨＫ総合テレビは「欽ちゃんのワースト脱出大作戦」。環境や犯罪、事故などのデータ上でワーストとなっている地域の住民らが、ワースト脱出を目指す姿を伝える番組で、秋田からは独身の農業青年（横手市在住）たちが出演していました。

　秋田県の婚姻率は４．１組（人口千人当り）で全国最下位の４７位。結婚しない（できない）人が多いことは少子化にも結びついており、県では昨年度から「婚活」支援の事業を始めるなど、重要課題として取り組んでいます。

　そこで婚姻率以外の秋田県のワースト（全国最下位）を調べてみると、県では「秋田県が乗り越えるべき指標」（今年３月５日更新の最新データ）を公表していました。

　　　人口増加率（（総人口－前年総人口）／前年総人口）　－１．１６％
　　　出生率（人口千人当り）　６．７人
　　　自然増減率（人口千人当り）　－５．６人
　　　住宅地の平均価格　１９，２００円／１㎡
　　　製造品出荷額等（従業者１人当り）　２０８２万８千円
　　　最終学歴が短大・高専卒の者の割合　７．５％
　　　高等学校新規卒業者初任給（月額・女性）１２万８５００円
　　　悪性新生物死亡率（人口１０万人当り）　３５５．４人
　　　脳血管疾患死亡率（人口１０万人当り）　１６１．６人
　　　自殺による死亡率（人口１０万人当り）　　３７．０人
　　　生活習慣病による死亡率（人口１０万人当り）７３０．７人
　　　肥満傾向児の出現率（中学１２歳）　１５．０９％

　さらに、４７都道府県の４６番目にあるデータでは・・・・

　　　年少人口割合（１５歳未満／総人口）　１１．８％
　　　生産年齢人口割合（１５～６４歳／総人口）　６０．２％
　　　老年人口指数（老年人口／生産年齢人口×１００）　４６．５ポイント
　　　最終学歴が大学・大学院卒の者の割合　７．３％
　　　女性パートタイムの給与（１時間当り）　７９９円
　　　高等学校新規卒業者初任給（月額・男性）　１４万２２００円
　　　一般旅券発行件数（人口千人当り）　１４．２件
　　　水洗便所のある住宅比率（対居住世帯当り住宅数）　６４．１％
　　　肺炎による死亡率（人口１０万人当り）　１３６．８人
　　　不慮の事故による死亡率（人口１０万人当り）　４７．５人
　　　平均寿命（０歳・男性）　７７．４４歳　―――――――　等、多くあります。

　秋田県の経済・産業構造や生活習慣などがそのまま数字に表れています。もちろん、「ベスト」な指標もありますので、それは後日に紹介します。