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ハラハラしながら見てました

 「王ジャパン、世界一おめでとう」 やりましたね日本。予選リーグでアメリカと韓国に惜敗した時には「もうダメだ」と思いましたが、神様はしっかり応援してくれました。メキシコが頑張ってアメリカに大勝したおかげで準決勝に進むことが出来ましたが、それ以降は何か気迫のようなものを感じました。上原、松坂両投手の素晴らしいピッチングと福留選手やイチロウ選手のここ一発にかけた執念。ペナントレースと違って見ごたえがありました。ハラハラ、ドキドキしながらも最後のバッターが三振に終わった時には「やったー」という感じです。良かったですね。

 ただ、ここまで来る間にちょっと気になる発言がありました。イチロー選手の言葉です。韓国戦に敗れた時に、「僕の野球人生にとって最大の屈辱だ」とはどういうことでしょう。勝負の世界には必ず勝ち負けがあります。相手も一生懸命に戦っているのですから、負けたことがどうして屈辱なのか理解できません。もしかしたら、「韓国に負けるはずが無い」と思い上がっていたのでしょうか。その気持ちはどこから来るのでしょうか。その点、決勝で敗れはしたものの、キューバの監督の言葉は立派だと思います。優勝した日本を称えてくれているのですから。

 野球の本場を自負するアメリカも予選で敗退するなど、開催国の思惑通りにいかないところもスポーツの楽しさであり、魅力です。何事も一寸先のことはわかりませんが、「一生懸命に頑張っていれば必ずチャンスはやってくる」と信じましょう。

by shouichiro_sato | 2006-03-22 00:06 | 社会・話題 | Comments(1)  

Commented by YM at 2006-03-22 17:42 x
イチロー選手のことばに、私も首をひねっていました。彼の真意は分かりませんが、あの試合中の彼の異常なまでの感情の起伏に、なぜか怖いものを感じていました。今まで持っていた彼のさわやかなイメージが私の中では崩れました。
アメリカナイズされた若者が増えていく現実。この若者達は、いずれ戦争を容認するかもしれないと言う恐怖感。
イチロー選手のことばから、そんなことを思ってしまいました。

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