人気ブログランキング | 話題のタグを見る

農作業事故

 羽後町できのう、ビニールハウス内で作業をしていた男性(79歳)が耕運機とハウスのパイプに首を挟まれ、死亡する事故がありました。横手市山内では国道107号のトンネル内を走行していたトラクターが乗用車に追突され、運転していた農業の男性(78歳)が死亡しています。

 そしてきょうは北秋田市でトラクターが横転し、農作業をしていた男性(77歳)が下敷きになって亡くなりました。ようやく天候も回復し、田畑では本格的な農作業が始まりましたが、今年も農作業に関わる事故が多発しています。

 県のまとめでは、去年までの10年間で発生した農作業死亡事故は58件(昨年は7件)。機種別では乗用トラクターによるものが全体の48%で、横転や転落による事故が多く、公道での他の車輌との衝突事故も発生しているとか。

 年齢別で見ると、60歳以上の高齢者が全体の79%。発生場所は農道を含む道路が41%、圃場が28%、施設内が16%と続いていますが、この2日間ではそうしたデータそのものの事故が発生しました。

 秋田県では4月20日から今月31日までを「春の農作業安全運動期間」と定め、事故防止を呼びかけています。担い手もいなくなり高齢者が農作業をする姿が目立っていますから、くれぐれも注意してください。

by shouichiro_sato | 2010-05-03 22:56 | 秋田県 | Comments(0)  

<< ホームセンター 早起き >>