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老朽化

老朽化_f0081443_21441888.jpg 東京・東銀座にある「歌舞伎座」は、建物が老朽化したことから新しい複合ビルに建て替えられることになりました。昭和26年に完成した現在の建物は4代目。きょうは60年の歴史に幕を閉じる舞台の千秋楽で、昼・夜の公演は述べ6000人のお客さんで満席。劇場の外でも別れを惜しむ皆さんで一日中混雑していたと、NHKニュースは伝えています。 (写真・今夜の歌舞伎座) 

 独特の建築様式で、日本の伝統文化の殿堂。重厚かつ華やかな雰囲気が漂う歌舞伎座に、私が初めて入ったのは40年も前のこと。高校を卒業して農業に従事し、その冬は神奈川県川崎市にあるアルミサッシの工場へ出稼ぎ。ある休日に東京へ出て、地下鉄日比谷線で東銀座へ。3階にある「一幕見」の当日券を購入したのが最初でした。

 以来、機会があれば歌舞伎座の舞台を見てきましたが、歌舞伎公演にはお客さんが少なく、歌舞伎以外(演歌歌手など)の舞台が多かった時代もありました。さらには、新しくオープンした他劇場が最新機能を備えているため、斬新な企画ができなかった課題もあったことでしょう。しかし、次世代を担う歌舞伎役者の活躍で再び人気を回復しており、素晴らしい文化を継承する拠点として、3年後に竣工する新歌舞伎座に期待しております。

 さらに、きょうは都心を象徴するホテル「グランドプリンスホテル赤坂(旧・赤坂プリンスホテル)」が来年3月末に閉館され、解体することが発表されました。故丹下健三氏が設計した新館がオープンしたのは1983年3月。芸能人や著名人の結婚式や政治家の集会など、バブル期にはトレンディスポットとして人気のホテルでしたが、建設から30年も経たないのに、老朽化で解体とは残念です。

by shouichiro_sato | 2010-04-28 22:38 | 社会・話題 | Comments(0)  

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