交通安全講習
2010年 04月 02日
県警察本部は高齢者の事故防止につなげようと、今年度から交通安全の講習会に参加した高齢者に、割引制度が利用できる証明書を発行することになり、きょう第1回目の講習会が五城目町で開かれました。
高齢者が交通事故で死亡する事例は歩行中や自転車の運転中に増えており、高齢者自身に交通安全への認識を高めてもらうことが重要と判断した県警は、安全講習の受講者を増やす作戦?を展開することにしたもの。
高齢者が運転免許証を返納すれば、タクシーの利用料金が割引になる等の「特典制度」が好評なことから、講習受講者へも本人の顔写真が入った運転免許証大の「受講済証」と協賛店一覧表を交付するというもの。対象は運転免許証を持っていない65歳以上の方。交通安全に関する知識を学ぶ講習「ふれあい塾」は1時間半で、県内の各警察署単位に年4回以上開催される予定。尚、サービスの有効期間は受講日から1年間です。
自らの命を守る交通安全講習の受講者に「特典付き」とはチョッと珍しいことですが、失礼ながら、景品をいっぱい配って商品を売りつける「〇〇商法」の会場に、高齢者が多いことを思い出しました。何はともあれ、高齢者の交通事故が少しでも減るように期待しています。
by shouichiro_sato | 2010-04-02 21:29 | 社会・話題 | Comments(0)