公用車
2010年 03月 12日
例えば、役場への毎日の通勤は自家用車。出張で自宅から空港や駅に向かう場合は別として、普段は自分で運転して出勤・退庁していました。こうしたスタイルの市町村長は、県内にも結構います。正反対に毎日、自宅からの送迎は当たり前で、休日に行くゴルフなどのプライベートなことでも、公用車が送迎していた先輩首長もおりました。こうした先輩は「首長の仕事・職責は24時間休みなし。故に公用車は常に必要で、仕事場そのものだ」と、教えてくれたのですが・・・。
「この程度のことに目くじらを立てるのはオカシイ」という声もあれば、「私的な用事に公用車を使うべきでない」という意見もゴモットモ。かつて、公用車でパチンコに行き、地震が発生したのに台を離れなかった副知事もいましたが、職務上の特権や立場に甘えてはいけません。
そうした意識改革は、首長に新人が当選した時こそ実現が可能です。市長選挙では圧勝した穂積氏も間もなく就任から1年。新年度の予算などに独自の政策を期待している時の話題が、「公用車の運行管理を検討する」ではチョッと・・・。
《 参考までに 》
秋田市では穂積市長が就任した後、昨年6月の補正予算で公用車の購入(更新)を決定。車種はトヨタ「エステマ」ハイブリット。予算額は626万8千円(特別内装等のオプション費用約76万円を含む)で、最高のグレードとか。一方、八峰町では同10月に公用車の入札を実施。車種はトヨタ「エステマ」ハイブリットXで、請負決定額(消費税相当額含む)は384万円でした。同じような車種でも価格には相当の差があるものですネ。
by shouichiro_sato | 2010-03-12 23:51 | 社会・話題 | Comments(1)