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ブンカDEゲンキ

 県民にとって身近な伝統文化を、次代へと継承する活動により地域を活性化しようという「あきたの魅力再発見!~ブンカDEゲンキプロジェクト~」(主催・文化庁、同プロジェクト実行委員会、共催・秋田県)。きょうはその第7弾、「無形文化遺産の共演」が秋田市の県立武道館で開かれました。

 出演したのは、昨年9月に共にユネスコ無形文化遺産に登録された、大日堂舞楽(鹿角市八幡平)と早池峰大償神楽(岩手県花巻市)。今後の登録が予定されている佐陀神能(島根県松江市)、保呂羽山の霜月神楽(横手市大森町)。いづれも国指定重要無形民俗文化財を継承している4団体です。伝統芸能や文化に興味がある私も初めて見るものばかりで、特色のある演目と厳かな雰囲気に圧倒されてしまいました。

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 (写真・大日堂舞楽は神子舞など6演目が公開されました。県立武道館の特設舞台)

 現存する日本の舞楽では最も古い形が伝えられているとされる「大日堂舞楽」は、鹿角市八幡平にある大里、小豆沢、長嶺、谷内の4集落が分担し、能衆によって正月2日、地元の大日霊貴神社に奉納されます。神社以外で演じられることはほとんどなく、きょうの公開は貴重な機会でした。

 今回は「神子舞」と「神名手舞」が行われた後、大里の能衆2人による「駒舞」と3人の子供による「鳥舞」、谷内の能衆6人が舞う「五大尊舞」。さらに大里の能衆4人が「工匠舞」を披露し、会場を埋めた1300人余の観衆は、伝統の重みと豊かさに引き込まれてしまいました。

 「ブンカDEゲンキプロジェクト」第8弾はあす7日、県立武道館を会場に「祭り囃子と踊りの競演!」が開催されます。出演するのは「西馬音内の盆踊」「毛馬内の盆踊」「角間川の盆踊り」「増田盆おどり」と、「おやま囃子」「土崎港ばやし」「花輪ばやし」「神田囃子(東京・ゲスト出演)」の8団体。これまた見逃せない豪華な内容です。開場は午前11時30分、開演は正午、終演予定は午後3時30分頃。入場は無料ですから、どうぞご来場ください。

by shouichiro_sato | 2010-03-06 22:00 | 今日の出来事 | Comments(1)

 

Commented by hairorwf at 2013-05-08 21:31

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