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不祥事

 秋田県健康環境センターの幹部職員(医師・49歳)が通勤電車で乗車券を不正に使用したとして、現行犯逮捕されました。ニュースを聞いてビックリ仰天、耳を疑いました。佐竹敬久知事も「言語道断」とコメントしています。

 北秋田市鷹巣の自宅から秋田市にある職場へ電車通勤していた職員は、JR鷹巣~秋田間の運賃を支払わずに、「鷹巣~二ツ井」と「土崎~秋田」の回数券を使用して乗車(通称・キセル乗車)。秋田駅では自動改札機のない出口を利用して、切符を係員に手渡していました。数日前に北秋田署に不正乗車の情報が寄せられ、2日朝、改札を出たところで「御用!」です。

 同職員は山本地域振興局に勤務していた昨年の2月、北秋田市内のコンビニエンスストアでくじを盗み、景品と交換した窃盗容疑で書類送検されたものの、起訴猶予。県は6月に停職6ヵ月の懲戒処分を行い、12月から現職に復帰していました。「職員の綱紀粛正に一層努力する」(佐竹知事)としても、懲りない面々はいるんですネ。

 秋田市では1日、(社)シルバー人材センターの前事務局長(男性・55歳)が、約5年半にわたって受託作業収入など約800万円を着服していたことが発覚し、昨年末に依願退職していたことが明らかになりました。

 横手市では3日、増田地域局で税金の収納を担当していた元職員(44歳)が業務上横領の疑いで逮捕されました。市の告訴状によれば、平成18年9月から昨年2月に懲戒免職になるまで、市民148人から総額約983万円あまりを着服し、借金の返済や飲食費に使っていたようです。

 秋田県では「春」の明るい話題よりも、公務員の不祥事が目立つ、3月の始まりです。

by shouichiro_sato | 2010-03-03 20:51 | 秋田県 | Comments(0)  

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