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お帰り、大輝君

お帰り、大輝君_f0081443_22361173.jpg アメリカで心臓移植を受けた羽後町立明成小学校6年生、安藤大輝(ひろき)君が1年半ぶりに故郷へ帰ってきました。

 (写真・AAB秋田朝日放送のニュースより)

 大輝君は「拡張型心筋症」と診断され、国内では15歳未満の脳死臓器提供が認められていないことから、「安藤ひろき君を救う会」が募金を呼びかけて渡米を実現。昨年7月に心臓移植手術を受けていました。術後の経過も良好で、リハビリも順調に進んだことから先月末に帰国。検査入院していた東京女子医科大学を8日に退院し、きょう帰ってきました。

 午後3時過ぎ、秋田新幹線こまち号が到着した大曲駅では同級生などが、「お帰りなさい大輝君」の横断幕を持って出迎えています。記者会見で「今度は中学生だね」と問われると、嬉しそうにうなずいていたとのこと。多くの皆さんから寄せられた善意とドナーからの臓器の提供という、貴重な生命のリレーに感謝です。

 羽後町下郡の自宅に戻ったときには、大きな音の花火が上がったとか。皆さんの喜びが町内に響いた一瞬でした。

by shouichiro_sato | 2010-02-10 23:17 | 羽後町 | Comments(0)  

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