心配になってきた民主党農政
2010年 01月 23日

(写真・横手市十文字で農業を実践している佐藤さんの講演は、資料も豊富で心に響きます。西馬音内にある「コプニ巨福会館」大ホールにて)
講演の要旨(レジメ)は次の通り――――
▽民主党政権は自由化の流れを急加速している
「民主党の歴史と性格をどう見るか」
「マニフェストの修正は選挙目当ての一歩後退だった」
「政権獲得後、自由化策動が強まっている」
▽戸別所得補償の前倒し・「満額確保」は自由化推進の条件づくり
「原点は2006年、代表就任直後の小沢発言」
「食糧危機をどう考えているのか」
「しかし、原点回帰の言明次々に」
「マニフェスト1年前倒し・粗製濫造の戸別所得保障で参院選を乗り切り、自由化は参院選後に」
▽農業予算を切り込んでスタートする戸別所得補償は、農家経営の立て直しと農業再生・自給率向上に役立つのか
「農民の願いからも、民主党の選挙公約からも後退した戸別所得補償」
「切り刻まれた農林水産予算、来年から予算を組めるのか」
「民主党農政に対する評価が真っ二つに割れた日本農業新聞アンケート」
▽農業再生と自給率向上は、農民連の要求と提言の方向でこそ
「農業を危機に陥れている根本原因にメスを入れてこそ」
「根本原因にメスを入れていない民主党政権」
by shouichiro_sato | 2010-01-23 23:37 | 国政・時事 | Comments(0)