赤餃子

　由利本荘市岩城の国道７号沿いにある「奥州ラーメン」。駐車場も広く、ラーメンから朝・昼定食、ホルモンまでも食べることができますので、私も利用していた人気のお店でした。ところが、日本海沿岸東北自動車道の岩城ＩＣ以南が開通してからというもの、仁賀保ＩＣまでの無料区間の利用者が増え、店の前の通行量が減ったことでお客さんは激減。たまに寄ってみても閑散としていました。

　ところが最近では、「ラーメン」に変わって「ギョウザ」の赤い幟（のぼり）が乱立？する、名物店になっています。

　（写真・国道７号の岩城ＩＣ入口～松ヶ崎亀田ＩＣ入口の間にある「奥州ラーメン」）

　何故かというと、店長手づくりの「赤い皮の餃子」がインターネット通販で大ヒット。一日に３０００個を売り上げる人気商品になっているからです。国産の小麦粉に２種類の唐辛子を混ぜて赤い皮をつくり、秋田県産の豚肉と新鮮な野菜。隠し味に秋田県産の蜂蜜を使って味の深みとまろやかさを出しているギョウザは、「醤油などをつけなくても美味しい」と評判です。

　従来の白い皮の餃子とセットにすると「紅白餃子」となり、お歳暮用やお祝い事にもピッタリ。先ずは国道７号線を利用する際に、立ち寄ってみてください。赤い幟が目印です。