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居酒屋

 羽後町出身の方が経営する居酒屋「長太郎」に寄ってきました。場所は東京・赤坂、TBSの近くで、開業して11年目。以前は出張で上京した時に、良くお世話になっていたお店です。

 ご主人曰く「最近はお酒を飲む様子が変わってきた。以前は、とりあえずビール等の同じお酒で乾杯し、各自が好きな飲物はそれぞれ後から用意したのに、今は最初から、ビールだ焼酎だ、お酒だとマチマチ。団体で来店しても個々人の意思が尊重?されるようになった」とか。

 さらに「職場の上司が部下を連れてきても、勘定は割り勘が多くなった。『俺に任せておけ』などという人は少ないネ」とのこと。会社にも上司にも、部下とコミュニケーションを図るお金、余裕がなくなっている。ギスギスした社会になっているようで、商売もやりにくくなったと教えてくれました。

 宿舎への帰り道、かつて利用した(秋田県に縁のある)幾つかのお店の場所を通ると、その殆どが見当たりません。むしろ、韓国語や中国語、英語の会話が飛び交う光景や、全国区のチェーン店が目立ちます。

 赤坂界隈には新しい高層ビルも完成しており、年の瀬の街には白や青のイルミネーションが輝いていましたが、その明るさに比べて、行き交う人々の雰囲気にはギャップがあるように感じた夜でした。

 ただし、長太郎には馴染みのお客さんも多く、偶然にも私が知っているTBSの関係者や国土交通省のメンバーと再会し、話がはずみました。

by shouichiro_sato | 2009-12-04 22:42 | 今日の出来事 | Comments(0)  

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