平野政吉美術館
2009年 11月 28日

(写真・美術館入口。館内は撮影禁止)
「秋田の行事」が常設展示されている大ホールは平野氏と藤田画伯の意向を汲んで設計され、天井のデザインや色調も素晴らしいものでした。平成の時代になってから内装もリニューアルされており、移転改築しなければならないほど老朽化した建造物には思われません。しかし今、秋田市中心市街地の再開発計画により、日赤・婦人会館跡地への建設計画が進められています。。
課題があるとすれば、最新の耐震補強工事やエレベーター設置などを行い、施設の機能を充実することで、さらに魅力あふれる美術館になります。千秋公園の緑豊かな環境にあり、アトリオンにある美術館とは趣が全く違います。山梨さんのお話を聞きながら、この美術館には平野氏や藤田画伯の思いが詰まっているようで、ますます好きになりました。
無駄を排除する「事業仕分け」の手法でみると、多額な費用を掛けて移転改築するより、「施設や展示作品の充実にお金をかけた方がいい」という思いを強くして、家路につきました。
by shouichiro_sato | 2009-11-28 20:43 | 秋田県 | Comments(1)

藤田嗣治の作品収蔵数で日本屈指を誇る現美術館。
この場所に収蔵されていてこそ価値が有ると思います。移転は動き出していますが、未だ決定はしていません。
日赤跡地開発の商業施設の議論もいまだに揉めているようです。
秋田県議会でも反対意見もあるようです。
なんとしても美術館移転を阻止しましょう。
今開催中の秋田県議会が山場だと思います。
上の 県立美術館移転問題 をクリックしてください。
関係するウェブサイトの資料が載っているページです。
ジャンプしない場合のURLは次のとおりです。ttp://happytime.quu.cc/kenritsubijutsukan/01.html