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秋田工芸展

 プロ・アマを問わず、方向性を限定せずに公募した創作性あふれる作品を、広く展覧することによって秋田県の工芸を発展させようという「第1回秋田工芸展」が、きょうから30日(月)まで、秋田市のアトリオンで開かれています。主催は秋田県工芸家協会(会長・齋藤國男さん、会員42人)。

秋田工芸展_f0081443_22521960.jpg  出品されたのは金属、漆、木竹、染織、陶芸、七宝、などの91作品。出品者は一般56人、工芸家協会会員14人です。

 これまでは会員による協会展と一般の公募展を別々に審査していましたが、創造性あふれる作品を募集し、同じ基準で審査されました。結果、「バリエーションあふれる作品が集まりとても良かったと思う反面、受賞作品では会員と一般の方との技術的な開きが感じられた」(審査員総評)とか。

(写真左・秋田工芸大賞に選ばれた鎌田俊弘さんの「鍛鉄器布目象嵌『宙』」)

秋田工芸展_f0081443_232961.jpg 会場では「第48回秋田県工芸家協会展」も同時に開催されており、陶磁・ガラス・漆・染織・七宝・木・樺・彫金・鍛金の9部門に、協会に加盟する作家25人が61点を出品しています。

 (写真右・ステンドグラス作家、油井日出男さんの「百椿衝立」とLEDランプの「オベリスク」)

 さらに、企画展 ~染織と樺細工の世界~ は、日本現代工芸美術展や日展に何度も入選している染織家・林清江さん(秋田市)と、第45回秋田県工芸家協会展工芸大賞を受賞している樺細工師・小笠原豊さん(大館市)の作品が展示されています。

by shouichiro_sato | 2009-11-26 23:19 | 今日の出来事 | Comments(0)

 

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