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漫芸家

f0081443_126229.jpg 漫芸家・大潟八郎さんの著書「笑いの始まりコッカラだ!」(くまがい書房、定価1500円)が本日発売になりました。 (写真)

 大潟さん(本名・佐藤久雄)は1927年、秋田県八郎潟町一日市生まれ。「漫芸」という独自の話芸を生み出し、秋田を基点に関東圏から北海道までの東日本で活躍する「東北のチャップリン」。演芸の本場・浅草でも、今をときめく芸人と共に浅草松竹演芸場の舞台を務めてきました。

 今年1月に喉頭がんの手術をされ、芸人の命とされる声を失ってしまった大潟さんですが、聞き書き作家・清滝竜子さんの手によってまとめられた著書は、話芸と音楽と踊りでステージに立ってきた漫芸家の一代記。少年時代のことや北洋の海での出稼ぎ、漫芸の道に入り浅草の舞台に立つまで、多くの人との出会い、ブラジル慰問紀行など・・・「そうだったのか」と、初めて語られた大潟さんの人生に驚きと感動を覚えます。

 今夜、秋田市で開かれた出版祝賀会には所属するコロンビアレコード㈱のプロデューサー、東北各地にいるお弟子さんや芸人仲間、県内の民謡や歌謡界の仲間やファンが大勢集まり、大潟さんが出演していた懐かしいテレビ番組の映像や歌、マジックなどを披露してお祝いしました。

 大潟さんも白のタキシードと黒いシルクの山高帽子で登場し、十八番の「迎春鳴鳥歌(キャコチコピー)」をテープに合わせて歌って踊って、大喝采。声は出なくても、とても82歳とは思えぬハツラツとしたステージで、芸人魂に感激しました。

 本には「大潟八郎作品集」も掲載されており、「浮世絵車」「まちがい節」「天地節」「コッカラ舞」など、是非とも覚えたい歌詞がたくさんあります。

 尚、佐藤久雄さんが出願していた「漫芸」は、平成19年9月21日に特許庁より「商標登録」されました。まさに、大潟さんが種を蒔き、自ら育て上げた文化であり芸能です。

by shouichiro_sato | 2009-11-11 23:01 | 社会・話題 | Comments(0)  

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