秋田の国会議員
2009年 11月 07日
立場を明確にしなかった理由は、「必要とされた経緯や目的のほか、代替案を検証する必要がある」「地元の意向を丁寧にくみ取って方向付けをしないといけない」「地元の意向は十分に尊重しなければならないが、微妙な問題であり回答は控えたい」など様々ですが、地元の願いよりも党の方針に配慮?しているようで、驚いてしまいました。
一方、同紙の3面には「成瀬ダム建設促進を」の見出しで、横手市、湯沢市、大仙市、羽後町、東成瀬村の首長らが6日、県庁で佐竹知事に建設促進を求める要望書を提出した記事がありました。「雄物川流域の住民の生命財産を守り、安全で快適な生活基盤と農業を中心に据えた経済社会の構築のため成瀬ダムの事業の継続を決定し、一日も早い完成を図ることを国に強力に働きかけることを要望する」というものです。
これに対して佐竹知事は、ダムの必要性を強調した上で「地元の国会議員にも、その気になってもらわなければならない」と述べたとか。長期間にわたって要望活動を続け、ようやく事業に着手されたのですから、当然でしょう。
国会議員は評論家ではないのですから、地域の様々な課題解決のために積極的な提案と行動、実践を望みます。街頭で挨拶活動をすることも「仕事」かもしれませんが、それ以上にこうした喫緊の課題について関係者と意見交換するなど、事業内容についての情報収集と勉強をしてください。
by shouichiro_sato | 2009-11-07 23:55 | 国政・時事 | Comments(0)