県種苗交換会
2009年 11月 04日
種苗交換会の中心行事は「農産物出品展示」。主会場のアルベ1階きらめき広場には花卉・野菜・果物など、一般市民に関心の高い産物が並び、基幹作物である「水稲」や転作作物の「大豆」などは2階の多目的ホールに展示されるという、例年の展示風景とは違った対応でした。
(写真右・農林水産大臣賞を受賞した「あきたこまち」)
さらに、アルベの室温が高めに設定されているためか、果菜類などの傷みが早く、イチゴやほうれん草、ブロッコリーなどには4日までに撤去された展示品もあり、見学にきた生産者や消費者の皆さんも残念がっていました。
(写真下・ダンボール箱だけが並んでいるブロッコリーの展示コーナー)
県都での開催となった今年は、中心市街地の秋田駅周辺や日赤・婦人会館跡地を会場にしたことで市民との交流も深まり、天候の悪い日が続いても人出は多い模様です。農機具などの展示場となった旧空港跡地は駐車場も広く、会場内の排水や鉄板を敷きつめた足元も良く、好評でした。ただ、一部の協賛会場の出品(出展)者からは「会場はできるだけ屋内にしてほしかった」との声もありました。
尚、きょう開かれた農協中央会理事会は、来年の開催地を北秋田市に決定しています。
by shouichiro_sato | 2009-11-04 23:06 | 産業振興 | Comments(0)