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深澤晟雄資料館

f0081443_21501621.jpg 昨年10月19日に岩手県西和賀町沢内字太田に開設された「深澤晟雄(ふかさわまさお)資料館」が、先日、1周年を迎えました。

 故深澤晟雄氏は「生命尊重こそが政治の基本でなければならない」「住民の生命を守るために私は命を賭けよう」と、1957年(昭和32年)5月から1965年(40年)1月まで沢内村(現・西和賀町)の村長を務めた人。

 (写真・西和賀町立沢内病院の敷地内にある深澤晟雄資料館)

 沢内村は岩手県内陸部、奥羽山脈の懐にある山村で豪雪、貧困、病気の三重苦にあった村。特に冬季の交通は麻痺し、最低の医療手段さえ無い状況でした。教育長、助役を経て村長に就任した深澤氏は冬季交通の確保や、全国に先駆けて60歳以上の老人と乳児の医療費無料化を実施し、昭和37年には全国初の乳児死亡ゼロを達成。しかし、2期8年目の1月28日に病気(食道がん)により逝去。享年59歳です。

 同資料館は「生命村長」といわれた深澤氏の精神と業績、理念を継承しようと地元のNPO法人が呼びかけ、雪国のモデル住宅・旧看護婦宿舎をリニュアールして整備されました。

 そうした深澤氏の村長時代を描いた映画「いのちの山河」(製作は「日本の青空Ⅱ」製作委員会・㈲インディーズ)が完成し、今月初めには西和賀町で試写会が開かれたとか。映画は西和賀町に隣接する秋田県横手市の山内地区でもロケが行われています。

 すでに全国各地で自主上映会が企画されていますが、今のところ秋田県内は未定。今後、関係者と連絡を取り、是非とも上映会を実施したいと思っております。

by shouichiro_sato | 2009-10-23 22:09 | 地方自治 | Comments(0)  

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