金山神社
2009年 09月 30日
湯沢市院内の国道108号を矢島方面に向かうと、周囲は緑豊かな森になります。その中に「院内銀山跡」の案内標識があり、左折して石橋を渡るとすぐ右手に番所跡。杉木立の中を進むと古い墓石が並ぶ共葬墓地があり、さらに行き着くところが「金山神社」前広場。
この一帯が江戸時代から大正時代まで、山の最盛期には4000世帯、1万5千人が暮らしており、久保田城下(現在の秋田市中心部)よりも栄えていたという日本最大の銀山――――。そんな面影は何処にもなく、静寂の中に史跡が残っているだけですが、眼を閉じると当時の人びとの声が聞こえてきそうです。是非ともお薦めしたいポイントです。
by shouichiro_sato | 2009-09-30 23:01 | 秋田県 | Comments(0)