草地改良
2009年 09月 06日
黒毛和牛や乳牛など、牛の飼育頭数が秋田県一である羽後町では、町政施行30周年の機会に「地域おこし」運動の起爆剤にしようと、羽後牛のPRと生産者の交流の場を兼ねた大焼肉パーティーを企画。以来、会場や実施規模、イベント内容などに数々の変遷を経ながらも、町内の畜産や商工関係者で組織する実行委員会が自主的に運営し、初秋の行事として定着しています。
用意された焼肉パックは羽後牛の最高級品。2000円の焼肉用と3000円のステーキ肉は、午前11時の販売開始から30分ほどで売り切れるほどの大人気。多くの皆さんに羽後牛のすばらしさをご賞味・ご理解いただき、喜んでいただきました。
ところで、会場となった五輪坂温泉の近くでは120ヘクタールもある広大な採草地の更新が行われています。良質な粗飼料を確保することが畜産経営の基本となるだけに、町が財政支援して飼料生産組合が作業中で、来春には新しい緑の草地に生まれ変わります。

by shouichiro_sato | 2009-09-06 23:26 | 産業振興 | Comments(0)