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政権交代

 きのう投開票が行われた衆議院総選挙は、民主党が過半数を大きく超える308議席を獲得。連立に参加すると思われる社民党と国民新党、それに無所属で当選して民主党に加わる予定の当選者を合わせると衆院の3分の2、320議席を超える模様です。自民党と公明党の現政権は歴史的な惨敗となり、「政権交代」が現実のものとなりました。

 4年前の小泉政権では「郵政解散」で圧勝した自民党でしたが、今度は国民の厳しい鉄槌を受けました。一方、変化を求めた国民の民意を受けて圧勝した民主党には「国民の生活が第一」と掲げたマニフェスト(政権公約)を実施していく使命があります。いよいよ、二大政党による新しい政治の時代を迎えたと言っても過言ではないでしょう。

 ところで、公職選挙法の規制を受ける選挙運動ではない日常の政治活動として、インターネットでのキャンペーン(特に、自民党と公明党)や新聞広告(各党が実施)、テレビとラジオのコマーシャルも氾濫した12日間でした。

 県内でも、選挙用自動車での連呼を止めて小集会や街頭演説を中心に展開した候補者。早朝から交差点で手を振って挨拶したり自転車で住宅地を巡る候補者など、従来とは違った選挙運動も見られました。特にインターネットが普及している社会にあっては、選挙運動期間中でも候補者の主張や行動が常時公開できるように、公職選挙法の改正も必要です。新しい議員の皆さんにはそうした改革にも取り組んでもらいたいと思います。

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  (写真・投票日の30日、秋田魁新報に掲載された自民党と民主党の全面広告)

by shouichiro_sato | 2009-08-31 23:47 | 09・総選挙 | Comments(0)  

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