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飲酒警官

 24日夜、福岡県警の巡査部長(49歳)の運転する自家用車が国道を逆走し、対向車の女性にけがをさせて逃げ、「ひき逃げ」の容疑で逮捕された事件。この警察官の血液からは酒気帯び運転の基準値の約4倍、1ミリリットル当り1.27ミリグラムのアルコールが検出され、記憶がなくなるほど泥酔して正常な運転ができない状態だったとして、警察はひき逃げに加えて危険運転致傷の疑いで検察庁に身柄を送りました。

 事故当時、車を放置して現場から200m離れたタイヤ店の敷地に座り込んでいたところを発見された容疑者は、「車は盗まれた。自分は事故には関係ない」と容疑を否定していたとか。警察官が求めたアルコールの検査(呼気検査)も拒んだために、県警が令状を取って10時間後に血液検査を実施しています。26日午後になってようやく飲酒運転を認めました。この巡査部長は普段から酒を飲み過ぎていたため、警察内部では指導対象者になっていたとか・・・・。

 福岡県警では2006年8月に起きた福岡市職員の飲酒運転による3児死亡事故を機会に、飲酒運転撲滅を進めている最中の不祥事で、県警幹部も「痛恨の極みであり、県民にお詫びする」「言語道断なこと」と県民に謝罪しています。

 道路交通法の改正以降、全国的には飲酒運転は減少する傾向にありますが、警察官が検挙される事案は逆に増えているとか。昨年1年間に飲酒運転で検挙された警察官は9人なのに対し、今年は半年で11人というニュースもありました。

 「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」。人生を狂わす飲酒運転、徹底して追放しましょう。

by shouichiro_sato | 2009-08-26 23:31 | 社会・話題 | Comments(0)  

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