顔写真
2009年 08月 02日
個々の政策の是非は別にして、発表されたマニフェストの冊子を見て驚いたのは、各党とも党首や代表の顔写真を表紙に載せ、意気込みと責任をアッピールしているのに対し、自民党は麻生太郎・総裁の写真を使っていませんでした。(もっとも、冊子の最後に署名入りの顔写真がありましたが、目立ちません)
「改めます。伸ばします」「日本を守る、責任力」の活字も遠慮がち。「誰が次の首相にふさわしいか」という世論調査では、民主党の鳩山代表にトップを譲っているとはいうものの、解散前まではダントツの議席数を確保していた政党だけに、堂々と総裁の顔を出すべきではなかったでしょうか・・・・。
自民党では麻生内閣と政党への支持率が低下していることから、解散前に「麻生降ろし」の動きがありましたが、首相は自ら解散権を行使して党内の一致団結を求めたばかりです。「党首を選ぶ選挙ではない」とはいうものの、政党の代表が選挙の顔にならなくては、代表の存在も低くなったものですネ。
by shouichiro_sato | 2009-08-02 23:47 | 09・総選挙 | Comments(0)