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梅雨の晴れ間に・・

 県内の水田では「中干し」の時期になり、葉色が変わってきました。県が発表した15日現在の水稲の生育状況は、雄勝地方では草丈は平年並み。茎数は平年をやや下回っており、葉色はやや濃くなっているとか。幼穂長が平年より長いことから、出穂期が平年より早まるものと予想されています。

 同地域では、豊作に恵まれたサクランボ(おうとう)の収穫もそろそろ終わりで、今度は露地物の大玉スイカ、キュウリ、ナス、枝豆などの夏物果菜の出荷が本格的になってきます。生産者の皆さんが丹精こめて栽培している農作物が、災害に遭遇することなく順調に出荷されていくことを願っています。

 というのは、例年のこれから、梅雨の後半には集中豪雨による災害が各地で発生しており、油断できません。収穫目前のスイカが河川の氾濫で流されたり、暴風雨でキュウリの葉がボロボロになったりする出来事を体験しているだけに、露地栽培が多い地域としてはこれからの気象状況が気になります。

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 生産者にとって、梅雨の時季の晴れ間は貴重な時間です。特に病害虫の発生しやすい時だけに、あちらこちらの圃場では防除作業に追われていました。(写真・水田転作で栽培されている大豆の圃場では、専用の防除機械が活躍していました。横手市植田)

by shouichiro_sato | 2009-07-17 21:26 | 産業振興 | Comments(0)  

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