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販売戦略

 羽後町の「うご農業協同組合」(越前芳博組合長)で、コメ流通の一部をJA全農あきたを通さずに独自販売している2008年産「あきたこまち」が、前年度の2倍を超す約127㌧(販売額で約5300万円)になっている事が分かりました。特に、人気イラストレーター・西又葵さんが描いた「美少女イラスト」をデザインした米袋が全国の若者から注目され、中身のあきたこまちも食味が最高品質だったことからリピーターも増え、販売実績を押し上げたことはマスコミなどでも注目されてきました。

 JAうごと西又葵さんは、その後も同農協の目玉である黒毛和牛を使った「羽後牛カレー」もコラボレーションし、今度は名産であるスイカの箱にイラストを提供。間もなく販売を開始します。(詳細はJAうごのホームページをどうぞ)

 JAうご産のスイカは、秋田県内で唯一の光センサーによる選果が行われており、甘さや果肉品質等を一玉ずつ厳選した高品質のスイカ「夢あきた」。2LA規格(約7㎏)1玉が入った西又さんデザインのダンボールはカワイイ系で、4コマ漫画で品質の良さもアッピールしているとか。限定1000箱の販売ですが、これも話題になりそうです。

 西又さんと羽後町とのご縁は、昨年6月に羽後町西馬音内で行われた「うご夏の夢市・かがり火天国」のイラストコンテストに、「ごはんが大好き」という西又さんがゲストで参加したことから始まり、あきたこまちの他にも焼酎や日本酒、イチゴ、ケーキなど、羽後町の特産品のラベルやパッケージにご協力いただいています。

 ところで、今年の「かがり火天国」は今週の土曜日、11日の午後6時30分から西馬音内の本町通りを会場に開催されます。話題になっているイラストコンテストを始め、楽しいイベントが盛りだくさん。特設ビヤガーデンもオープンしますから、是非ともご来遊ください。JAうごのスイカ「夢あきた」の新デザインダンボールも、その会場でお披露目される予定です。

by shouichiro_sato | 2009-07-07 23:53 | 産業振興 | Comments(0)  

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