党首討論
2009年 05月 27日
討論では政権交代、企業・団体献金の禁止、西松建設の献金事件、補正予算案、官僚主導などの課題についてそれぞれの立場と考えを主張しましたが、話題が多い分だけ総花的になり、物足りない感じです。献金事件については批判の応酬になる場面もあり、どう展開するのか興味をもったものの、「お互いさま」の範囲で進展なし。
目前に衆議院の解散・総選挙が迫り、「政権選択」選挙の意味合いが強くなってきているだけに、国民の関心も党首の見識や力量を見比べることになりつつあります。故に、もっともっとこうした機会をつくり、国民に党首の生の声を聞かせてもらいたいと思います。
「政権交代は目的ではない」との意見では一致している両者。自民党は政権担当能力を前面に出して国内外の課題に取り組んでいく姿勢を示し、民主党には政策実現のための具体的な方策を求めています。だからこそ、民主党も国民が理解できる対応策を積極的に提示してほしいもの。マニフェストも、その内容について代表自らが話すことで国民(有権者)の理解も進むことでしょう。
総選挙まではできるだけ何回でも、「党首討論」を実施してください。その内容が「次期首相を国民が選ぶ」選挙の大きな判断材料になりますから、麻生首相も名誉挽回?と支持率向上のためのチャンスと位置づけ、頑張ってください。
ただ、委員会室内にいる与野党の議員各位のヤジの多さには呆れてしまいました。次回からは「もっと静粛に」お願いいたします。
by shouichiro_sato | 2009-05-27 23:40 | 国政・時事 | Comments(0)