山形新幹線
2009年 05月 25日

この車輌は昨年12月から今年の夏にかけて順次投入されているもので、デッキには防犯カメラが設置されているほか、車内は除菌イオンによる空気清浄機、大型フルカラーの車内案内表示器。座席のテーブルはA4サイズのノートパソコンが置けるスペースになっていました。自由席のシートピッチも従来の910mmから980mmに拡大しており、ゆっくりした感じです。
日々進化する状況に接して、改めて山形新幹線の大曲までの延伸を実現しなければならないと思いました。かつて湯沢市や雄勝郡の町村は、山形駅から新庄駅までの延伸運動に積極的にかかわり、一緒に実現を喜び合ったものでした。事実、山形県北部の交流人口は増加し、山形県を元気にしています。
しかしながら、その運動も当該地域の範囲にとどまり、寺田前知事が「本当に財政負担ができるのか」と、意欲を示さなかったことから県政の重要課題にならず、前進していません。秋田新幹線が旧田沢湖線を利用してからというもの、大曲以南の鉄道事情は低迷するばかり。いま一度、山形新幹線との連携に関心を持ってもらいたいものです。
by shouichiro_sato | 2009-05-25 23:24 | 社会・話題 | Comments(0)