県立美術館
2009年 05月 22日
新緑が雨にあらわれ、一段とさわやかな清々しい環境の中にある美術館。駐車場で車を降りた瞬間、「ああ、この建物を廃止して、中央街区の日赤・婦人会館跡地に別の建物を造るのか」と、タメ息が出てしまいました。
思い出してみると、併設されている「平野政吉美術館」にある藤田嗣治の大壁画「秋田の行事」を中央街区の中に建設する新美術館に移すというものの、その最大の理由は現有施設の耐震構造の問題でした。しかし、昨今の国の緊急経済対策で目玉となっているのは、施設の耐震化工事の推進。日本神殿型の屋根を持ち、特色ある多曲線を描いているこの美術館の建物は、やっぱり魅力的ですから、このままで耐震化を進めたほうが財政負担も少ないように私は思います。
その上、周囲の環境も緑が豊富で最高です。この景観は広小路を越えて反対側に行ったところで、実現は不可能でしょう。新しい県知事にも秋田市長にも、いま一度この場所に立ち、「移転するのが最良の方法なのか」をじっくり考えてほしいと感じました。
会期は25日(月)まで。開場は午前10時~午後5時(最終日は4時)。入場は無料です。
by shouichiro_sato | 2009-05-22 21:05 | 秋田県 | Comments(2)
尚、今日の秋田魁新聞、内館牧子さんの連載は移転に疑問を投げかける内容でした。
次のサイトに秋田県立美術館 移転問題のページを作りました。
ttp://happytime.quu.cc/kenritsubijutsukan/01.html
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魁新聞が動き出したようです。
丸野内胡桃さんのブログにとても良い意見が有りました。
美術館のソフトって?2010年02月15日(月) 7時28分
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