知事選奮闘記⑨ 「ニアミス」
2009年 04月 24日
実は告示から最終日までの17日間、私は他の知事候補者と出会うことはありませんでした。他陣営がどんな遊説をしているのか、候補者は「どういう内容の話をしているのか」気になるのですが、わざわざ訪ねることもできませんので、これが唯一のニアミス?です。
一方、市長選挙や県議会議員補欠選挙が行われている市では、多くの候補者と鉢合わせ。北秋田市や男鹿市では県議選の候補者と遊説が重なった地域もあり、沿道の市民の皆さんにウグイス嬢は「〇〇候補のご健闘をお祈りします」。続けて「知事には佐藤、知事には佐藤をお願いします」と、連呼。
秋田市では市長候補の到着を待っている町内を通ったら、集まっている市民の前で市長選の応援に来ていた県議会議員が、「折角だからひと言、挨拶をしてください」と、嬉しいご紹介。選挙が違えば和やかものですが、これが知事選の他陣営だったらどうなるだろうと、思った次第です。実際、最終日には秋田市の住宅街で「さとう」と「さ〇〇」を聞き間違えたためか、あわてて玄関先から引き返す人にも何度か出会いました。
結局、3人の知事候補者(この時点では候補予定者)の皆さんと出合ったのは告示前の3月23日と24日、県内のボランティア団体などがつくるネットワーク会議「秋田の『なして?』を考える会」(加賀谷七重代表)が、横手市、能代市、秋田市の3ヶ所で開催した公開討論会が、唯一の機会でした。

by shouichiro_sato | 2009-04-24 23:34 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)