知事選奮闘記① 「第一声」
2009年 04月 16日
告示日の3月26日、午前8時30分。県庁での立候補受付と同時刻に、選挙事務所となった秋田市南通亀の町にあるプレイタウンビル2階のホールでは、選挙運動期間中の安全と必勝祈願の神事を行いました。正面には4年前に片目を入れていたダルマが登場し、参加者一同で「両目を開けよう」と誓って玉串奉奠。
途中で受付に行った事務局から、「3番」の連絡あり。早速、ポスター掲示の担当者が県内各地で待機しているスタッフに掲示場所の連絡を開始すると、事務所は一気に騒々しくなりました。選挙用自動車も準備万端で、「七つ道具」を受取るとすぐさま拡声器のスイッチオン。「第一声」を行う秋田県庁前へ向けて出発です。
各候補者が初めて訴える「第一声」。藤本さんは秋田駅前。佐竹さんは秋田市八橋の事務所敷地内。川口さんは地元に近い大館市のショッピングセンター。私は事務所が交通の激しい幹線道路沿いでスペースがないため、県庁前に決めていました。初日、それも最初に県庁前としたのは、一番早くに立候補を表明した候補者としての「意気込み」を示そうとしたのです。
しかし、選挙カーを停車させる場所や街頭演説を行う候補者の立ち位置については、県庁の施設管理者や(カメラ位置との関係で)テレビ局からの注文も多く、入念な下見をして決めています。
午前9時30分。予定通りその場所に選挙カーを止めると、目の前はテレビカメラや報道陣がいっぱい。陣営では告示日の朝はポスター掲示に勢力を向けていたため、支持者の動員をしていませんでしたから、ビックリです。それでも、カメラの向こうに県民の皆さんがいると思うと、心が昂るものを感じました。
(写真・知事候補者の第一声を報じた27日の秋田魁新報の一部。県庁前にて)
冒頭、「秋田・これでいい会?」会長の山村巌さんと秋田市民の門間幸子さんが挨拶し、大曲農業高校の同期生で県議会副議長の安藤豊さんが激励の言葉を述べてくれました。そして私の出番となりましたが、時おり横殴りの強い寒風が吹き、髪はバラバラ。最初の演説の出来具合は、「パワーが少し足りないなあ・・・・」(知人の新聞記者)。
いよいよ、17日間の選挙戦が始まりました。
by shouichiro_sato | 2009-04-16 23:57 | 秋田県知事選挙 | Comments(0)