秋田県知事選挙
2009年 04月 13日
私は4年前の知事選挙で落選してから、後援会や支援団体の協力をいただきながら再挑戦を目指して準備を行い、昨年8月に出馬を表明。12月末にはマニフェストの骨子を発表して秋田県のかかえる課題や今後の方向について持論を展開してきました。キーワードは「秋田の再生」。秋田県の基幹産業である農林水産業の再生や環境・リサイクル・エネルギーなどの産業振興。少子高齢化時代の子育て支援や教育環境整備と医療と福祉の充実。知事の退職金廃止と県職員の天下り禁止など、「県民・庶民の目線」で県庁の行財政改革を行う・・・・などの公約を掲げました。
結果、いつの間にか今回の知事選では「秋田の再生」が中心的なテーマになり、喫緊の課題である経済問題や雇用の確保と合わせて、農業や医療の政策がクローズアップされました。その点で見ると、一番最初に出馬表明したものとして、それなりの役割を果たせたものと自負しています。選挙結果が判明した後、私は「厳しい結果となったが、今回の秋田県知事選挙を引っ張ってきたのは私だった」と挨拶させていただきました。
《 秋田県知事選挙の結果 》
当選 佐竹 敬久(無所属新) 291,150票 川口 博(無所属新) 234,340票
佐藤正一郎(無所属新) 77,178票 藤本 金治(共産新) 15,991票
by shouichiro_sato | 2009-04-13 22:30 | 秋田県知事選挙 | Comments(10)

私は勝利を信じていた者の一人でした。結果は少し厳しいものでしたが、政党の支援をうけず7万7千票という得票は素晴らしいと思います!
選挙スタッフの頑張りと、そして正一郎さんの人柄がこの数字となって表されてると思いますので、落胆せずこれからも政治活動を頑張っていただきたいと思います!
ですよね?このブログを見ている皆さん!!

県民のレベルにあった首長が誕生したということでしょう。
組織の壁を破るには資金不足が響きました。家柄、肩書、学歴、職歴を重視する県民性が、すでに佐藤氏が表明しているにもかかわらず「立派な人が出ないから出た」と言った人を選びました。悔しいが、これが現実です。
敗れても、佐藤さんを尊敬し応援する気持ちに変わりはありません。
歴史は、人が傲慢になると陥ってしまう過ちを、何度も私たちに見せてきてくれました。
きょうからは、正一郎さんを知事と願った7万7千人の人たちと共に、互いの個性を輝かせ、1万年の縄文文化が今もいきづく、自然共生社会としての秋田で、ひとりひとりが幸せになる道をみつけていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

これは告示前のある方のお言葉でした。その時は何の事か理解しようとも思っていませんでしたが、マスコミの関係者も不思議に思うと聞く選挙の流れに、ある方の言葉の意味が蘇ります。
N松建設問題や実弾の話題と不思議に合ってしまうのが、また不思議ですね。数日前までは佐藤さん当選圏の雰囲気でしたね。
佐藤さんがもし当選していたら、困る人が多かったんでしょうね。
せめて岩手県に吸収合併だけは止めて欲しいですね。
秋田の良識「佐藤正一郎」であって欲しかったと陰ながら残念に思う一市民です。






秋田地方紙の世論調査(千人の固定電話のみ)とその記事(後にも先にもこの一社だけでしたが)には不可解な思いが消えません。
佐藤さんを知事にと周囲の人達に呼び掛けをし盛り上がりがありましたが、4月6日の記事依頼、周囲のみんなが引いてしまい連絡もままなりませんでした。ポストに入って来るこの地方紙が怖くて触れなくなりました。何となく元気の出ないこの頃です。