記者会見

　昨日（５日）の秋田魁新報の記事に、私が「民主党県連に支援要請」とあったことから、多くの皆さんから、「どうなっているんだ」という主旨のご意見をいただきました。新聞社の取材に対する私の説明不足から、民主党にのみ支援要請したように受け止められる誤解を生む恐れがあり、きょうの午後に記者会見を行って、真意を説明してきました。

　私は昨年８月２９日、次回の秋田県知事選挙に立候補する意思を表明した際に、「無所属で県民党」の立場であることを言明しています。そのうえで、「各政党や政治団体とは、できることは連携していきたい」と述べました。

　その基本姿勢に基づき、今回の知事選出馬にあたっては、先月から農業団体や経済団体など、県組織の各団体等に推薦依頼をしてきましたが、政党や県民の代表である県議会の各会派に対しては、私の政策を示してご協力を仰ぐ考えです。

　既に１月２８日には公明党県本部で田口代表に会い、今月４日には民主党県連の高松代表代行と面会しています。自民党県連にも３日にお会いしたいと申し込んだのですが、双方の時間調整ができず、これから伺う予定です。社民党、国民新党、共産党にもこれから申し入れしますし、県議会の各会派には１０日に招集される県議会２月定例会の初日に合わせて訪ねたいと思っております。

　そんな訳で、特定の政党のみと話していることでないことを報告してきました。新聞の見出しひとつでご心配をかけてしまいましたこと、申し訳ありませんでした。
　
　ところで、民主党県連はきょうの常任幹事会で、川口博・小坂町長に知事選挙へ出馬するよう要請することを決めましたから、各政党の判断もこれから出揃うことと思います。私は党利党略に飲み込まれること無く、恐れず怯まず、真正面から頑張ってまいります。