山形県知事選挙
2009年 01月 25日
現職の斎藤氏は県選出の自民党国会議員や県議会議員の大半と、県内の首長の7割を超す支援を受けるなど、万全の体制だったにもかかわらず再選を果たせませんでした。「2期目の選挙は強い」というのが選挙通の見方でしたが、県政の転換を求めて斎藤氏の行財政改革が県民に「痛み」を与えたという吉村氏の訴えに、県民が共感したのでしょう。選挙戦前半の世論調査では斎藤氏が優勢と伝えられていただけに、ヤッパリ選挙は「開けてみるまで分からない」ものですね。
お二人の候補は政党の推薦を受けなかったことも注目されました。従来であれば知事選挙などの広範囲にわたる選挙は政党が主導して候補者を擁立していましたが、そうした枠にとらわれず選挙戦が行われたことも、新しい動きです。
アメリカのオバマ大統領に限らず、東北の地でも大きな変革の時代になってきたことを実感する山形県知事選挙。秋田県も頑張らなければなりません。
by shouichiro_sato | 2009-01-25 23:40 | 今日の出来事 | Comments(0)