スーパールーキー

　正月2日は、やっぱり「箱根駅伝」。帰宅してニュースを見ると、箱根の山登り（5区）で東洋大学1年生の柏原竜二選手が区間新記録で8人抜きの大逆転。同大が往路で初優勝を成し遂げました。

　日中のテレビ中継を見ることが出来ませんでしたから、夜9時過ぎからBS日テレのダイジェスト放送をスイッチオン。小田原中継所からの５区の攻防に、興奮してしまいました。（写真・ゴールの手前２キロ付近で早稲田大を引き離す東洋大の柏原。BS日テレより）　

　箱根で3連覇し「山の神」といわれた今井正人選手（順天堂大―トヨタ自動車九州）の記録を47秒も短縮する、（柏原選手が初夢で見たという）78分台を切る素晴らしい力走でした。テレビのアナウンサーの熱狂も「スーパールーキー」、「ゴールデンルーキー」、ついには「山の神童」と、ボルテージは上がるばかりでした。

　柏原選手は福島県出身。同県出身の先輩である今井選手に憧れていたとのことで、東北人の一人として嬉しいですね。

　出場23チーム中、21位までがトップの東洋大から10分以内にゴールするという往路。しかも駅伝王者の駒澤大学が15位に終わるなど、波乱ありました。明日はどんなドラマが展開されるのか、やっぱり正月は「箱根駅伝」から目が離せません。