「総理の意向」

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」が、愛媛県今治市に設置する計画の獣医学部をめぐり、文部科学省の前事務次官(今年1月、同省の天下り問題の責任を取り辞任)が記者会見を開き、「総理の意向だ」などと書かれた一連の文書が「確実に存在していた」。「極めて薄弱な根拠で規制緩和が行われた。公平、公正であるべき行政の在り方が歪められた」と述べました。

 政府は「そうした文書は存在しない」(菅義偉官房長官)、「調査したがそうしたものは無かった」(松野博一文部科学大臣)として、門前払い?しています。

 獣医学部の新設には日本獣医師会や文科省が抵抗してきたこともあり、規制緩和による設立の経緯について、今一度検証することが必要でしょう。もっとも「行政の在り方が歪められた」と言うのであれば、事務方のトップである前事務次官が、何故にその時点で正しいと思う方向へ行動しなかったのか。このまま「言った」「言わない」、「文書はある」「文書は無い」の水掛け論が続くようでは、これ以上の進展は望めませんネ。

# by shouichiro_sato | 2017-05-25 22:56 | 国政・時事 | Comments(0)  

費用負担

 2020年の東京五輪・パラリンピックの費用負担の問題は、まだ混乱しています。

 大会経費は予備費を含めて1兆6900億円が見込まれており、東京都と大会組織委員会、国の3者が費用負担について大筋合意したとされていますが、ここにきて会場となる7道県にも負担を求めていることが明らかになりました。

 丸川珠代五輪担当大臣は組織委員会と東京都、国、都外の関係自治体の4者で大筋合意したと明らかにしましたが、7道県の知事らは「事務方にもトップレベルにも話がない。勝手に数字が出ているのは不愉快だ」(上田清司埼玉県知事)などと、反発しています。

 高騰する費用の負担を巡っては関係自治体間での調整が難航しており、安倍首相も丸川大臣に都と組織委員会との調整に入るように指示していました。7道県としては五輪の競技会場になることに協力できても、負担まで求められるのは「話が違う」ということなのでしょう。

# by shouichiro_sato | 2017-05-24 23:21 | スポーツ | Comments(0)  

道の駅うご

 羽後町に昨年7月にオープンした「道の駅うご・端縫いの郷」。当初の予想を大きく上回るお客さんにご来場いただき、大きな成果が得られた初年度となりました。

 来場者が50万人を突破し、町外からのお客さんが7割を超えるなど、交流人口が拡大したこと。農産物直売所やソバとジェラート等のダイニングが盛況で、地域経済も活性化。西馬音内ソバのファンが増えて街の蕎麦屋も繁盛しています。

 町民や子どもたちからは「憩いの場所、自慢できる場所ができた」との声も寄せられており、評判も上々。この一年の評価と反省を踏まえて、さらなる充実を目指す2年目となります。

f0081443_22244123.jpg
  (写真・ふれあい通り商店会の懇談会で「道の駅うご」の小坂社長がこの一年を総括)

# by shouichiro_sato | 2017-05-23 23:04 | 羽後町 | Comments(0)  

復旧はいつ?

 大規模な土砂崩れで道路が崩落した事故から、3年6ヶ月以上。未だに復旧工事が行われいません。由利本庄市矢島町の鳥海グリーンライン・市道「猿倉花立線」では一部通行止めが続いています。

 崩落事故があったのは2013年11月で、災害復旧工事に当たっていた作業員5人が巻き込まれて犠牲になりました。同市では事故後、「土砂崩落技術調査委員会」を設けて原因究明に当たるとともに、再発防止への提言を受けて、昨年度は地質調査や設計を委託。「盛り土案」と「橋りょう案」が提案されたものの、ともに事業費が膨大になることから、復旧のめどは立っていません。

f0081443_8373328.jpg
  (写真・鳥海山の環状道路で、重要な観光路線は寸断されたまま。5月18日撮影)

# by shouichiro_sato | 2017-05-22 22:19 | 事件・事故 | Comments(0)  

五月晴れ

 それにしても、日差しがまぶしい暑い日が続いています。ここ三日ほどは「五月晴れ」という以上の好天で、当地では田植え作業が真っ盛りです。

 特に今日は全国的に高気圧に覆われ、群馬県館林市では最高気温が35.3℃に達し、全国で今年初の猛暑日となりました。30℃を超える「真夏日」も全国の187地点で記録しています。

 当地ではこの好天がもう2~3日続きそうで、山々の緑も一層深くなりそうです。

f0081443_22313245.jpg
  (写真・四季折々に美しい国指定名勝の旧池田氏庭園は、新緑に輝いていました)

# by shouichiro_sato | 2017-05-21 21:59 | 今日の出来事 | Comments(0)  

「共謀罪」

 犯罪を計画段階で処罰することができる「共謀罪」の趣旨が盛り込まれた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案が19日、衆議院法務委員会で自民、公明、日本維新の会が採決を強行し、賛成多数で可決しました。23日に衆議院本会議で採決される見込みです。

 今国会での最大の焦点だった同改正案について、法務委員会での審議は通算30時間に及んだというものの、適用対象や準備行為の定義があいまいなことなど、担当する法務大臣の答弁もスッキリせず、野党4党から不信任決議案が提出された(衆院本会議は反対多数で否決)ほど。

 法案が成立すれば277に及ぶ犯罪について、計画した疑いがあると警察が判断すれば捜査することが可能になります。捜査機関の恣意的な運用によっては一般人が対象になる恐れもあり、懸念を払拭するためにも、更なる議論が必要です。国民の権利と自由が侵害されることがないよう、参議院での審議に注目したいと思います。
  

# by shouichiro_sato | 2017-05-20 22:28 | 国政・時事 | Comments(0)  

新酒鑑評会

 酒類総合研究所(広島県東広島市)は昨日、清酒の品質を競う2016酒造年度の全国新酒鑑評会(出品数は860点)で、特に優れていると認めた金賞酒242点を発表しました。秋田県の酒は金賞が昨年より2点増えて16点となり、全国3位。トップは22点の福島県で、5年連続の1位。2位は20点の宮城県、4位は15点の山形県で、東北が上位4位までを独占しています。

 今回、本県が出品したのは吟醸酒20点と純米酒11点の計31点で、出品数に占める金賞の割合は51.6%。出品数10点以上の都道府県別金賞割合は、全国平均で28.1%であり、最高の宮城県87.0%に次ぐ2番目となり、高水準でした。

 普段から愛飲している県産酒の銘柄が全て金賞を受賞しており、嬉しいですネ。

# by shouichiro_sato | 2017-05-19 23:12 | 産業振興 | Comments(0)  

新幹線整備

 昨年9月に設立された「秋田県奥羽・羽越新幹線整備促進期成同盟会」の平成29年度総会と記念シンポジュームが17日、秋田市で開かれました。

 昭和48年の基本計画に位置付けられた奥羽・羽越新幹線を整備計画に格上げさせるには、ここ数年が正念場。運動が先行している山形県などとも連携して、是非とも実現しなければなりません。

 新幹線の整備は「国土の強靭化」と「地方創生の回廊」となる重要な社会資本。東京から博多までの間に、新幹線が整備されたことで活性化した都市がたくさんあり、最近では北陸新幹線の開業で富山や金沢が賑わっています。新幹線がある地域と無い地域の格差は広がるばかりで、シンポジュームで講演した京都大学大学院工学研究所教授で第3次安倍内閣官房参与の藤井聡氏は「新幹線が整備された都市は大きく発展し、整備されなかった都市は衰退した」と具体的に話していました。

 「交通インフラは平等につくるのが(先進国の)常識だ」という藤井氏。奥羽新幹線の場合はルートや単線化の検討など、財源問題も含めて既成概念にとらわれない取り組みが必要であり、「決して諦めてはいけない」と述べています。

f0081443_2224730.jpg
  (写真・「新幹線が日本を救う」と、意識改革を求めた安倍内閣官房参与の藤井聡氏)

# by shouichiro_sato | 2017-05-18 22:15 | 秋田県 | Comments(0)  

降雹被害

 15日の午後4時頃に、湯沢市雄勝地域から駒形地域に帯状に降った雹(ひょう)の被害が拡がっています。およそ10分間に直径2cm程の雹が降ったことで、アスパラガスや芍薬、リンゴ、枝豆などに被害が確認されていますが、特に品質日本一として有名な「サクランボ」の被害が甚大になっていることが明らかになりました。

 サクランボは受粉が終わり、果実が0.5~1cm近くに成長していて、来月中旬からの収穫を待つばかり。今月下旬には雨よけのビニールをかける直前の降雹で、生産者には大きなショックとなっています。

 県や市、JAでは対策協議を行い、当面は被害状況を把握したうえで、被害程度に応じた病害虫防除等の栽培管理について、技術情報の提供や現地指導を行うことにしていますが、栽培意欲をなくすことが無いよう、きめ細かな支援が必要です。

# by shouichiro_sato | 2017-05-17 23:52 | 産業振興 | Comments(0)  

「旅の日」

 江戸時代の俳人・松尾芭蕉が「奥の細道」へ出発したのが1689年3月27日(新暦では5月16日)。その日にちなんで日本旅のペンクラブが1988年(昭和63年)、5月16日を「旅の日」に制定しました。

 今の東北地方は新緑がまぶしく、旅に出る絶好のコンデション。旅は心身のリフレッシュはもちろんのこと、様々な出会いや発見で私たちに感動を与えてくれますから、誰でも楽しみなこと。できることなら大いに出かけたいものです。

 最近では大型船によるクルーズや豪華寝台列車の旅などが話題になっていますが、そうした旅は夢のまた夢。せめて日帰りでも、県内外に足を運んでみましょう。

 一昨日の日曜、西馬音内盆踊り会館で出会った秋田市の男性は、「初めて西馬音内に来ました。弥助そば屋で冷やがけ蕎麦を食べたが、本当に美味かった」とのこと。私は「今度は西馬音内盆踊りに来てください」と誘いました。

 桜の名所である角館はもちろんのこと、大潟村の桜並木や鳥海山麓の菜の花畑、美郷町のラベンダー園など、県内には春から秋にかけて「花のスポット」がたくさんあります。横手市増田の蔵や各地に残る古民家、地域の伝統行事も出かけてみると新たな発見があります。男鹿半島では昨日から、旬の「鯛まつり」が始まりました。

# by shouichiro_sato | 2017-05-16 22:02 | 社会・話題 | Comments(0)