(社)日本ホッケー協会の総会に出席

 今日の午後1時から東京都内で、社団法人日本ホッケー協会(会長・吉田大士さん)の平成18年度第2回通常総会が開かれ、私も秋田県協会の会長として出席してきました。

 今回の会議では今年度の補正予算や19年度の事業計画と予算、任期満了に伴う役員改選・組織改正が主な議題ですが、話題は2008年の北京オリンピックに集中した感じでした。

 今月1日から15日までカタールのドーハで行われていた「第15回アジア競技大会」で、女子ホッケー競技に出場した日本チームは見事に銀メダルを獲得し、北京五輪への出場が決定しました。その選手団がきょう午前に帰国し、昼前に成田空港で記者会見。その足で女子チームの恩田昌史監督(協会常務理事・天理大学名誉教授)と加藤明美キャプテン(飯能市)、小沢みさき選手(富士大学)、男子チームの長屋恭一監督(協会理事・岐阜総合学園高校)らが総会会場へ報告に来てくれました。全国の関係者が出席している総会で、こうしたチャンスは今までなかったそうで、協会の歴史に残る一幕となりました。

 しかし、日本ホッケー協会の目標はあくまで男女そろって北京五輪に出場し、「新世代日本のホッケー」を作り上げていくこと。男子は再来年(08年)4月に岐阜県各務原市で開催されるオリンピック予選待ちとなりましたが、その分、これから期待がさらに高まってくることが予想されますし、盛り上がっていくことでしょう。同予選会を主管する岐阜県ホッケー協会会長の横山秀さん(協会理事)も「男子は楽しみを次回に残してくれたと解釈し、是が非でも岐阜の予選会で出場権を勝ち取りたい」と、気合の入った挨拶をされていました。

 今年はホッケーが渡来して百周年。来年3月10日には東京の帝国ホテルで「百周年記念式典」も開催されます。日本はここにきて「2006ワールドカップ」で女子が5位、男子が9位と世界のトップチームに仲間入りしてきており、目標は北京でのメダル獲得にあります。来年度はそうした意味での競技力強化の年であり、秋田で開催される国体も重要なポイントとなることでしょう。

 吉田会長は挨拶の中で、「役員の皆さんは今以上にホッケーの普及・競技力の向上に努めていただき、日本中の人に知っていただき、ホッケーを好きになっていただくよう努めてください。それがメジャーホッケーへの第一歩です」と強調されました。微力ながら、責任の重さを痛感した総会でした。

# by shouichiro_sato | 2006-12-17 23:20 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)  

「慰労会」が開催されました

 今夜7時から、私達がお世話になっている岐阜市の㈱市川工務店(今年1月1日現在の資本金2億370万円。従業員総数402人。)が主催する作業員の「慰労会」が、市内の料理店で開かれました。

 羽後町の田代地域では、私の親の代から多くの人達が同社に働きに来ています。そうした歴史と縁のある会社ですので、毎年、就労開始早々かこの時期に、会社が主催する歓迎会や慰労会(忘年会)が開かれていました。今夜は秋田班のみならず、青森班や岐阜県内の作業員グループ30人程が招待され、楽しいひと時を過ごしてきました。

 季節労働者(出稼ぎ)といえば、劣悪な環境下で肉体労働をしている印象になりがちですが、㈱市川工務店の場合は就労条件や宿舎も良好で、サラリーマンの単身赴任と変わりありません。バブル期には様々な建設会社を渡り歩く人もいたものの、同社の場合は同じ作業員が定着しているのも特徴です。今夜の「慰労会」でも岡部勝・取締役副社長が自ら出席され、現場作業員に感謝の言葉を述べてくれました。私が11年ぶりに岐阜に戻って来たことや、かつて副社長が部長時代に羽後町に行ったことなどを紹介いただき、恐縮してしまいました。

 いずれにしても、故郷を離れて頑張っている皆さんには私も感心してしまいます。羽後町では昭和40年代後半には、3200戸の農家から3500人もの人達が冬期間は県外で働いておりました。米作中心の暮らしでしたので、現金収入を求めて誰もが働きに出ていました。そうした努力が今までの町を支えてきたと言っても過言ではありません。その後は少子化で人口減少が続き、一方で企業誘致の成果もあって減少し、今年は300人を割っています。

 それは全県的な状況であり、県では永年継続してきた「出稼ぎ援護事業」を来年から中止す方針を決定しています。就労前の無料健康診断や東京・名古屋などで相談所の開設などを実施してきましたが、「出稼ぎ」を特別扱いする時代ではなくなったのでしょう。ただし、自分がその身になってみるとちょっと複雑な思いもしますが、県内の産業振興と雇用拡大が急務ですから、それらの施策に期待しましょう。

 それだけに、今夜の「慰労会」は有意義なひと時でした。

# by shouichiro_sato | 2006-12-16 23:45 | 出稼ぎ | Comments(1)  

「清流」に驚いています

 最近、仕事の行き帰りに見る河川の水が透き通るほど綺麗なことには驚いています。

 木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川が流れる岐阜県には水害との闘いの歴史が多くあり、今では治水・利水の先進県です。市内は高い堤防に囲まれているところも多く、洪水時の水門や排水機場がいたるところにあります。その堤防道路を利用すると市内の移動は大変スムーズで、川伝いに車を走らせることがよくあります。

 少なくともこの一ヶ月余り、私は長良川や揖斐川の上流まで行っていますが、河川への不法投棄物やビニール類のゴミなどを見かけていません。それはもう「清流」の表現がピッタリするくらい綺麗です。上流には岩山が多くて土砂の流入が少ないのかも知れませんが、雨の翌日でも清流そのものでした。

 岐阜市や関市で有名な「鵜飼い」、郡上八幡の川遊び(吉田川への飛び込み)、各地にある「観光やな」など、綺麗な水があるからこそ今日まで受け継がれてきたと思います。どういう取り組みをして綺麗な川を守ってきたのか私は知りませんが、少なくとも十数年前に滞在したときにはそうした印象がありませんでしたので、いずれ調べてみたいものです。

 それに比べると、ふるさと秋田の川の汚れやゴミはひどいと感じます。私の地域でも毎年6月、村内の河川の草刈や清掃を行っていますが、川に潜ったり、泳いだりしたいと思わない環境になっているのが現実です。先ずは「不法投棄」を一掃しましょう。

 秋田市では「ハクチョウなどの水鳥の餌にするため」に、雄ハタハタを約800匹も旭川に投棄した人がいたようですが、とんでもない迷惑な話です。漁師が命懸けで水揚げしているハタハタの、恨み節が聞こえてきそうです。

# by shouichiro_sato | 2006-12-15 23:33 | 社会・話題 | Comments(0)  

「夕張市」を見捨てるな

 1960年(昭和46年)に人口が約117,000人だった北海道夕張市は現在、当時の十分の一程の約13,000人。国のエネルギー政策の転換があったとはいえ、これ程までに人口が激減したなら、何もかも見通しの立たない状況になってしまうことでしょう。

 「炭鉱」や「夕張メロン」「映画祭」、数々の映画の舞台で有名な夕張市が、「地域再生」を懸けて取り組んだ観光事業も、バブルの崩壊後は市財政の足を引っ張り、同市の18年度の当初予算は110億円程度なのに、債務は何と600億円以上とか。今年6月、表面上は黒字とされていた市の「赤字隠し」が明らかになり、同市は既に財政再建団体になることを決めています。

 そして、先月示された今後20年かけて360億円を返済する計画では、負担増とサービスの切捨てを盛り込んだ財政再建案で、市民に衝撃を与えました。市民税や下水道料金、保育料などの値上げをする一方、養護老人ホーム、図書館、美術館、市営球場などの廃止。小学校7校、中学校4校もそれぞれ1校に統合。市職員を半減し、議員定数も来春から市では全国で最も少ない9人に改正。市長報酬も70%カットで全国最低。市外への転出者も増えているそうですから、大変な事態です。

 調べてみると、当初予算の数倍もの借金を抱える自治体は北海道の旧産炭地に多く、高齢化や人口減少が進んでいる状況は夕張市と似かよっています。確かに、会計操作で財政危機を隠し続けてきた同市は批判されるべきですが、背景には同地域の産業構造が大きく転換したために、道も国も起債(借金)申請を認めることで、夕張市の観光を柱とする政策を容認してきました。しかし、救済を求める同市に対する国の対応は厳しいもののようです。今後さらに増える可能性があるこうした自治体への「新たな再建法制」の検討も始まっていますが、市民生活への影響を極力抑えなければ、「地域崩壊」の危機さえ心配されます。

 「地方の時代」という掛け声ばかりで、疲弊していく地方の窮状に目を向けないようでは、とても先進国とは言えないでしょう。

# by shouichiro_sato | 2006-12-14 23:47 | 国政・時事 | Comments(0)  

やっぱりおかしい「新税」構想

 12月定例県議会は11,12日の2日間、一般質問で県が導入を目指している「子育て・教育」新税構想について議論が交わされました。子育て支援や教育の充実のために、今後の政策パターンを示し、最大で県民一人当たり12000円の負担を県独自の「新税」に求めたいとする寺田知事の主張に対して、登壇した各議員からは批判や慎重論が多かったとか。当然です。

 知事は、「子育てや教育を社会全体で支える仕組みを、県民総参加でつくる必要がある」と述べた上で、「徹底した行財政改革を進めたとしても、県財政は厳しいまま推移する。こどもを安心して産み育てることができ、教育の機会が平等に確保されなければならない」と、理解を求めました。

 しかし、「子育て支援」と「教育の充実」について、今後10年間で重点的に取り組むとした施策の中身を見ると、必要経費の大半は県立高校の改築や統廃合に関わる経費などの「ハード事業」であり、こうした整備費が全体の約6割を占めていることが明らかになりました。これでは、県独自の政策で子育てや教育を最重要課題にするといっても、『まやかし』と批判されるはずです。何故ならば、そもそもハード事業は県財政とのバランスを考えながら計画的に実施していくべきものであり、一般的な行政施策の範囲だからです。

 議員の質問に答えた知事は、「これから県民の意見を聞いて慎重に進めたい」と答弁しましたが、「新税の導入ありき」を前提とした県の姿勢が見え隠れする議論の展開と受け止めました。これではいけません。例えば、先頃報告された「県住宅供給公社」の問題でも、南ヶ丘の分譲地を値引きして民間に一括譲渡する方向のようですが、この場合の県の損失はそのまま県民の負担(損失)になるものの、施策を執行してきた県当局の責任は曖昧です。

 「大王製紙問題」の訴訟敗北などでも、県負担が増加した責任問題は結局ウヤムヤになっていますが、ハード事業を確保するために県財政が厳しいからといって、それを新たな県民負担に求める発想は、「生活者の視点」で県政改革に取り組むと公約した人が、やるべきことではありません。

 そもそも、県財政がそれほど厳しくなった理由を、しっかり検証することが大切ではありませんか。

# by shouichiro_sato | 2006-12-13 19:43 | 秋田県 | Comments(0)  

今年のコメは「やや不良」、しかし・・・

 「佐賀は49、長崎が68でいずれも戦後最悪を記録した」のは、今年産(06年)の米作況指数です。

 農林水産省は5日、今年の同指数(平年作を100として)を発表しました。それによると、全国平均は96の「やや不良」。特に西日本が平年以下であり、台風被害のあった九州地方では歴史的な凶作になっています。秋田は平年並みの100。北海道が105の豊作で、「北高南低」の地域差が鮮明になった年のようです。

 全国ではコメの生産調整が行われていますから、当然、今年のコメの収穫量は国内の需要見通しを下回っています。しかし、農水省は「政府保有の在庫米もあり、安定供給に問題はない」と強調し、コメの値段も上がる気配がありません。

 それにしても、「49」や「68」という数字には驚いてしまいます。被害を受けた農家の心情を察すると、身につまるものを感じます。秋田県でも3年前(04年)に、由利本荘市から南秋田郡にかけての日本海沿岸地域で台風による塩害が発生し、壊滅的な被害を受けた経験がありますし、平成になってからも平年作以下の年が何度かありました。特に、平成5年(1993年)の全国規模の大冷害では、全国の指数は「74」で、コメ不足のパニックが発生し、外米の緊急輸入がありました。それでも、その年の秋田は「83」。県内の中山間・高冷地では収穫皆無のところがあったものの、県全体としては平均反収で全国一(480キロ)でした。

 そうした経験からして今回の九州の事態は深刻ですが、今まで大きく報道されていなかったようで、何故か気になります。九州地方の減収が全国のコメの需給バランスに影響がない数量だとしても、細長い日本列島の農業は地域の環境がこれほど違っていること。農産物は工場で製造される品物と全く違い、気象条件に左右されるものであることを、もっともっと周知する必要があります。

 他方、大根や白菜などの野菜は秋の天候に恵まれて豊作。各地で出荷調整のために廃棄されています。何とも虚しい農業の現実です。

# by shouichiro_sato | 2006-12-12 17:47 | 産業振興 | Comments(0)  

「全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」が近づく

 国道21号線は岐阜県瑞浪市を起点として滋賀県米原市までの101.4キロ。岐阜県庁前や大垣市の中心部、関ヶ原町などを通っています。今日の日中は、今夜から3日間の予定で舗装修繕工事をする、大垣市の同国道・和合インター周辺に、工事案内看板などを設置してきました。

 先週当たりから、岐阜市や隣の瑞穂市の同国道沿線が「綺麗になってきた」と思っていましたが、理由が分かりました。今度の日曜日(17日)には、岐阜市の長良川競技場をスタートし、大垣市総合体育館で折り返す6区間、42.195キロのフルマラソンコースで、「第26回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」が行われるのです。全国のトップランナーが参加し、日本一を目指して師走の美濃路を駆け抜ける、歴史ある大会です。(TBSテレビが同日正午から実況生中継)

 中でも、各チームのエースが揃う第3区(県庁~大垣市林町間・10.0キロ)と、第5区(大垣市総合体育館~岐阜市陽南中学校間、11.6キロ)のコースは、国道21号線が舞台です。同線の舗装修繕工事をしている私達が働く会社では、年内の工事を女子駅伝前に完了する計画で作業を進めてきました。高橋尚子選手などが育った「スポーツ王国・岐阜」らしい、選手が少しでも走りやすいように、という配慮です。

 そんな訳で、このところは国道端を歩く機会が多くなりましたが、普段はゴミが多いことにウンザリしています。今日のインター周辺でも、家庭用ゴミ袋に入ったゴミがそのまま捨てられていたり、車窓から投げたと思われる空缶やペットボトルの多いこと。タバコの吸殻は道路端に積もっている状態です。これらは何処から来たわけでもなく、心無い一部のドライバーの行為でしょうが、こうしたモラルの欠如には憤慨してしまいます。 結局、通行量の多い道路ですので、作業員の安全を確保するためにガードマンを配置して、除草や清掃を行うことになってしまいます。

 華やかな女子駅伝のコースもそうした皆さんの努力で整備されていますから、道路を利用する皆さんには、「ポイ捨て」は絶対に止めてもらいたいと思います。 

# by shouichiro_sato | 2006-12-11 19:08 | 社会・話題 | Comments(0)  

駅前の再開発

 今日の日曜日、岐阜市は朝から穏やかな天気に恵まれ、宿舎にいるのは「もったいない」ということで、同僚と昼食の後、初冬の岐阜市内をドライブしてみました。

 注目されたのは、JR岐阜駅前。東海道本線の高架工事が完成して相当経過していますが、駅の改修や関連する周辺の工事は南口(全国的に有名?な「金津園」側)が整備されたのに続いて、現在は北口(元の正面口)の真最中。「杜(もり)の中の駅」を基本コンセプトに計画が進められており、北口には「歩行者用デッキ」(仙台駅のような回廊)が造られて、周囲のビル郡と2階で結ばれます。特に北口の西側には住居を含む複合ビルとしては中部圏最高の高さを誇る、「岐阜シテイー・タワー43」(地下1階、地上43階建て。高さ160m。施工・竹中工務店)が建築中。来年秋の完成が予定されています。

 この高層ビルの特色は、1~4階には商業施設と、4階には地元の民放テレビ局「岐阜放送」が移転して入居。6~14階は岐阜県住宅供給公社が提供する「高齢者向優良賃貸住宅」です。3階の一部には福祉・医療施設が整備されます。そして、15階~42階は分譲マンションで、43階は誰でも利用できる「スカイラウンジ」が入り、地上150メートルの高さから360度の景色や夜景を楽しむことが出来るとか。尚、この分譲マンション「スカイアークス」は昨年4月下旬に分譲を開始したところ、即日完売したほどの人気。思わず見上げてしまいました。

 かつての岐阜駅前は洋服や生地の問屋街でしたが、今はその面影も少しばかりで、大きく変貌しようとしていました。

 その後、岐阜市の中心にある金華山(標高329メートル)に。ここは戦国の武将、斉藤道三や織田信長にゆかりの城があった場所。見渡すと西に関が原、東は尾張、遠く南には伊勢の国があり、眼下には木曽川・長良川・揖斐川の木曽三川に包まれた豊かな濃尾平野が一望できます。なるほど、ここからなら大局的に国の将来を考えることが出来ただろうと、納得してしまいました。

 そこでふと、地上150メートルの高い所で居住する人にはどんな発想が生まれるのか、チョッと気になりました。(尚、私の羽後町の家は標高230メートルにありますが、本文とは関係ありません。)

# by shouichiro_sato | 2006-12-10 17:02 | 社会・話題 | Comments(0)  

いよいよ季節ハタハタ、接岸

 朝、「季節ハタハタ本隊が接岸 80トンの水揚げ、男鹿・北浦漁港」(さきがけ onTheWeb 8日pm10:27発信)の見出しを見て喜んでいましたら、午後6時過ぎのニュースでは、「八峰町八森漁港でも9日に本隊が接岸し、水揚げは午後4時までに約110トンに達した」とありました。運搬や箱詰めに追われる港の喧騒、熱気や活気が伝わってくるようで、記事を読んでいる私まで興奮してしまいます。

 同紙によると、男鹿・北浦漁港の過去3年間の本隊接岸日は11月28日から12月5日で、今年は「水温が高いのか、遅い」という心配の声もあったとか。それが、願いかなってようやく接岸。ハタハタは男鹿の皆さんの期待に応えてくれました。一方、八森漁港で水揚げされたハタハタは、全長25㎝程度の3、4歳魚が中心で型も十分。午前10時の入札では雌の浜値は1キロ当たり1100円前後、雄が500円前後で、猟師の皆さんも笑顔につつまれたことでしょう。

 沖合い底引き網漁での水揚げ(他県も含む)や加工品も豊富になり、いつも店頭にある感じのハタハタですが、秋田県民にとってのハタハタはやっぱりこの時期、雪が降り出し冬の到来を感じる季節の、ブリコの詰まったハタハタでなければ、ハタハタでないような気がしてなりません。(私は白子も大好きです。念のために) そして地元産が一番。かつての資源枯渇を教訓にして禁漁や漁獲制限をしてきた成果が、このように秋田のハタハタを復活させてくれましたから、関係者に感謝し猟師さんと喜びを共有しながら、いただきましょう。

 函館のイカ、富山のブリ、福井のカニ、高知のカツオ等など、全国各地には季節を彩る名物の魚介類があります。しかし、ハタハタのように限られた期間に一定地域に接岸してくるのも珍しいのではないでしょうか。まさに神様が秋田県民にプレゼントしてくれた魚のようで、嬉しくなってしまいます。ただし、私には秋田に帰る年末までお預けです。 

# by shouichiro_sato | 2006-12-09 20:14 | 産業振興 | Comments(0)  

巨大な複合商業施設が立地

 岐阜市の北西にある本巣市は平成16年2月1日、本巣町・真正町・糸貫町・根尾村の3町1村が合併して誕生した新市で、人口は34603人(17年国勢調査)。十年以上前に岐阜で暮らした頃には、農業中心ののどかな町でしたが、今では日本最大級の複合商業施設が立地する街に変貌していました。

 確かに平成4年には、旧真正町の田園地帯に敷地面積100,000㎡、売り場面積26,175㎡、駐車場の収容台数2800台、94店舗(大手スーパーを中心に専門店など)が出店する「真正リオワールドSC」がオープンして、岐阜県民を驚かせたものでした。さらに12年3月には、隣接地に敷地面積148,000㎡、売り場面積41,819㎡、駐車場の収容台数3600台、82店舗(専門店や温泉施設、映画館、レストランなど)が参加する「リバーサイドモール」が誕生しました。

 その場所から車で10分位にある、旧糸貫町の紡績会社工場跡地には今年4月29日、駐車場の収容台数5000台、240店舗(専門店やレストラン、映画館、医療・福祉など)が入る日本最大級のショッピングモール、「モレラ岐阜」がオープンしました。何と開店初日の来客数は8万人だったといわれます。

 どちらのモールも宿舎から車で10分程度のところにあるので、先日覘いてみました。街がそのまま建物の中に収まった感じで、時々は店内の案内図を見ないと現在地も分からなくなる程。岐阜市街から約10キロ程のところにあり、車社会に対応したアクセスも良く、多くの人で賑わっていました。反面、岐阜駅前や柳ケ瀬商店街など、かつての繁華街は寂しくなっています。駐車場が無料で、何でも揃っている郊外型モールにお客さんが流れていく現象を食い止めることは、何処でも至難の業のようです。

 秋田市でも明日9日、御所野の「イオン秋田ショッピングセンター」の隣接地に、スーパーや飲食店など30店舗が集積する「フレスポ御所野」がオープンし、東北地方最大規模のモールになるとか。商業の世界も大きく変化しているのを実感しますが、こうした競争はどこまで続くのでしょうか。

# by shouichiro_sato | 2006-12-08 17:46 | 産業振興 | Comments(0)