カテゴリ:産業振興( 306 )

 

GI登録

 農林水産省は地理的表示保護制度(GI)の登録対象に、三重県松坂市などの「特産松坂牛」、山形県米沢市などの「米沢牛」、愛知県西尾市と安城市の「西尾の抹茶」、岩手県奥州市前沢区の「前沢牛」の4品目を新たに選定しました。これでGI登録は28品目となります。

 東北地方では、平成27年12月に同制度の第一号として「青森カシス」(果実類・青森県)、翌年に「十三湖産大和しじみ」(貝類・青森県)が登録されており、これで4件に。

 秋田県では大根を燻製にした漬物、「いぶりがっこ」の登録を目指しています。

by shouichiro_sato | 2017-03-04 22:36 | 産業振興 | Comments(0)  

くまモン商品

 熊本県のPRキャラクターである「くまモン」を利用した商品の昨年の年間売上高は、1280億円にもなり、過去最高になっています。2012年の売上高は約293億円でしたから、4年で4倍を超える急成長です。

 県は関連商品を扱う5252事業者にアンケートを行い、回答した4013事業所の内容をまとめたところ、くまモンのパッケージを使った県産農産物を含む食品が約1095億円。ぬいぐるみなどのキャラクター商品が約186億円。昨年4月に発生した熊本地震の復興支援に活用されたこともあり、関連グッツの販売が好調でした。

 ご当地キャラクターは全国各地の自治体が地域活性化の切り札として制作しており、「くまモン」はその筆頭格。全国に知られるまでになっています。

 さて、秋田県では平成19年の「秋田わか杉国体」を機会に秋田杉をモチーフにした「スギッチ」が登場して県民に親しまれてきましたが、製作者の意向もあって今秋に引退することに。新しくはナマハゲと未来を担う子供ロボットが合体した「んだッチ」に引き継がれます。

by shouichiro_sato | 2017-02-15 22:04 | 産業振興 | Comments(0)  

酒米生産

 秋田の酒どころである湯沢市で「酒造好適米品評会授賞式」と「酒米生産者大会」が開かれました。

f0081443_9133914.jpg 品評会には「秋田酒こまち」134点、「美山錦」156点が出品され、農産物検査法に基づく外観診査と千粒重や粗タンパク質の分析診査の結果、上位18点が入賞。

 (会場には出品された全ての酒米を展示。31日午後、湯沢グランドホテル)

 コメを巡っては消費の減退や過剰供給などの厳しい状況が続く中、酒米は特定名称酒などの輸出を含めた需要拡大も期待され、実需者との連携による良質米の供給が要望されています。

 大会では「需要に即した計画的生産」「玄米分析調査を継続し、品質の高位平準化を図る」などを申し合せ、蔵元から求められる良質米の安定生産を目指すことを確認しています。

by shouichiro_sato | 2017-01-31 22:50 | 産業振興 | Comments(0)  

コメビジネス

 「平成30年からの生産調整廃止は問題ではない。求められるコメの生産でビジネスモデルを確立した生産者が規模拡大を可能にしていく」「業務用・加工用等は増加するので、1俵単価よりも10a当たりの収入が重要になってくる。自立・継続できる創意工夫をしよう」

 さらに「競争に勝つということは、単に高く売ることではない。安定して販売していくことだ。30年以降に(コメに関わる)制度は変わっても、コメ市場は無くならない」

f0081443_23184450.jpg 湯沢市で開かれた第23回わくわく農業活性化交流会で、千田みずほ(株)代表取締役・千田法久氏が、「これからのコメビジネスについて~平成30年以降に向けて~」のテーマで講演した骨子です。

 (写真・具体的な資料をもとにコメビジネスのこれからについて講演する千田氏。湯沢ロイヤルホテルで)

by shouichiro_sato | 2017-01-27 23:16 | 産業振興 | Comments(0)  

いぶりがっこ

 「いぶりがっこ」のブランド力を高めようと、このほど秋田県いぶりがっこ振興協議会が発足しました。今後は地域の特産品の名称を知的財産として保護する、国の「地理的表示保護制度(GI)」へ登録申請を行う計画です。

 いぶりがっこは大根を燻製にして漬け込んだ秋田特有の漬物。全国的に漬物の需要が落ち込んいる中で、着実に生産・販売量が伸び、独特の風味がワインとの相性も良いとして海外でも人気です。しかし最近、県外産のものや品質が良くないいぶりがっこが見られるようになり、県内の生産者が連携して統一歩調をとることにしました。

 同協議会に加盟したのは県漬物協同組合(いぶりがっこの老舗・雄勝野きむらやなど7社)、秋田いぶりがっこ協同組合(大仙市・おばこ食品など11社)、横手市いぶりがっこ活性化協議会(市内の生産者ら20団体)の3者で、「基本技術の共通化や販路の拡大に努めていく」としています。

 尚、原料となる大根の秋田県内での生産量は、需要に対して大幅に不足しており、今後は大根の生産拡大も課題となっています。

by shouichiro_sato | 2017-01-24 22:26 | 産業振興 | Comments(0)  

枇杷倶楽部

 きょうは南房総市にある「道の駅とみうら・枇杷倶楽部(びわくらぶ)」を訪問し、運営している(株)ちば南房総の取締役統括部長・鈴木賢二さんから、地域資源である果物「びわ」を活かしたオリジナル商品の開発、農業と観光を結び付けてお客さんを誘致してきた戦略などについて、話を聞きました。

f0081443_2116519.jpg  (写真・道の駅とみうらは「道の駅グランプリ2000」で最優秀賞を受賞。記念モニュメントは大きな銀色に輝くの枇杷でした)

 道の駅の成果は、観光客57万人(昨年の実績)を誘致して日帰り、冬季・早春観光を確立。従業員が83人に達して雇用が拡大。加工品の製造や販売、農業体験などで地域経済への波及が拡がる。運営する法人も黒字が続き、累積赤字がない・・・とのこと。

 地域資源を観光資源化し、郷土の誇りを再認識したことから、さらに南房総を周年型観光地にしていく将来展望を描いていました。

by shouichiro_sato | 2017-01-20 22:28 | 産業振興 | Comments(0)  

(株)千葉農産

 県農業を応援する議員連盟(会長・工藤喜範県議)の国内事情調査で千葉県の房総半島に来て、君津市にある農業生産法人(株)千葉農産の事業所で白石真一社長と面談しました。

 同法人の事業内容は農畜産物の生産・加工・販売や農作業の受託・請負、それに農地の保有・管理など幅広く、耕作している対象地域が千葉県内はもとより、宮城県や福島県、それに秋田県湯沢市など約80ha。さらに、君津市では約100haの山地を開拓して君津大鷲農業公園プロジェクトを展開中です。

 特に、農業従事者の高齢化により各地に拡大している耕作放棄地を再生している。食品残渣を発生元より直接搬入して堆肥・飼料の原料とし、生産された農産物を発生元に直接納品する。他県との農業交流では社員を派遣して互いの生産ノウハウを共有していることなどについて、熱く語ってくれました。

by shouichiro_sato | 2017-01-19 22:56 | 産業振興 | Comments(0)  

ハタハタ不漁

 今季の沿岸季節ハタハタの漁獲量は393tで、昨年に比べて約4割減の不漁でした。ハタハタの本場である男鹿半島の北浦や船川の不漁が顕著になっています。

 県漁業協同組合のまとめでは、漁獲量は1998年(平成10年)の漁期(438t)以来となる低い水準でした。県内最大の漁場である北浦が前年比6割減の105tとなり、昨年12月20日頃には漁を切り上げる船がありました。

 資源量が少ないことは県水産振興センターの予測通りとなったものの、沖合の底引き網漁は417tでほぼ前年並み。しかし、その群れは例年の規模で接岸しませんでした。同センターではハタハタの大きさや雄雌の比率、海水温や海流、他県の漁獲状況などを踏まえて、資源状況を詳しく調べることにしています。

by shouichiro_sato | 2017-01-18 21:00 | 産業振興 | Comments(0)  

湯沢商工会議所

 湯沢商工会議所(会頭・和賀幸雄さん)の新年祝賀会が開かれ、出席してきました。

 昨年に会頭に就任した和賀さんにとっては初めての新年祝賀会ですが、湯沢市や雄勝地方にとっては元気の出る会頭の挨拶で、嬉しくなりました。

 和賀会頭は「地熱発電やプリンタヘッドの製造工場を増設した企業など、市内の業績が上向きつつある企業の現場を訪問した。地元の事業所が元気になれば雇用が増え、経済も活性化する。今年は湯沢がますます栄える一年にしましょう」と、颯爽にのべています。

 祝賀会には会員の他に、来賓の佐竹敬久知事や衆議院議員の御法川、村岡両氏。齋藤湯沢市長、安藤羽後町長、佐々木東成瀬村長、3人の地元県議会議員などを含めて200人余りが参加し、今年の抱負や地域の話題について活発な意見交換を行っています。

by shouichiro_sato | 2017-01-13 22:54 | 産業振興 | Comments(0)  

かづの牛

 県内の鹿角地方で飼育されているに日本短角種の牛「かづの牛」の魅力を語る夕べが今夜、ルポールみずほ(秋田市山王)で開かれ、その旨さを体験しました。

 かづの牛は黒毛和牛と比べて脂肪分が少ない赤身肉で、低カロリー、高タンパク、鉄分・ミネラルが豊富な牛肉。古くから鹿角地方に定着している「おらほの牛」で昭和の終わりころには1000頭余が飼育されていましたが、その後は減少が続き、平成20年ころには200頭台に。

 しかし、近年は赤身肉への評価が上昇し、地域では産地力回復の好機ととらえて、増頭運動に取り組んできました。鹿角市が繁殖素牛導入に対する補助を始めたほか、生産基盤の拡大のために50haに及ぶ公共牧場の改良と専用畜舎の整備を実施し、飼育頭数も肥育と繁殖を合わせて800頭台に復活。さらには加工販売用の設備も導入しました。

 ステーキやしゃぶしゃぶ、ポトフなど様々なメニューが用意され、「健康にいい牛肉」だと評判でした。牛の赤身肉は全国的にも供給されている量が少ないだけに、今後の展開が期待されます。

by shouichiro_sato | 2016-11-28 21:52 | 産業振興 | Comments(0)