カテゴリ:産業振興( 310 )

 

新酒鑑評会

 酒類総合研究所(広島県東広島市)は昨日、清酒の品質を競う2016酒造年度の全国新酒鑑評会(出品数は860点)で、特に優れていると認めた金賞酒242点を発表しました。秋田県の酒は金賞が昨年より2点増えて16点となり、全国3位。トップは22点の福島県で、5年連続の1位。2位は20点の宮城県、4位は15点の山形県で、東北が上位4位までを独占しています。

 今回、本県が出品したのは吟醸酒20点と純米酒11点の計31点で、出品数に占める金賞の割合は51.6%。出品数10点以上の都道府県別金賞割合は、全国平均で28.1%であり、最高の宮城県87.0%に次ぐ2番目となり、高水準でした。

 普段から愛飲している県産酒の銘柄が全て金賞を受賞しており、嬉しいですネ。

by shouichiro_sato | 2017-05-19 23:12 | 産業振興 | Comments(0)  

降雹被害

 15日の午後4時頃に、湯沢市雄勝地域から駒形地域に帯状に降った雹(ひょう)の被害が拡がっています。およそ10分間に直径2cm程の雹が降ったことで、アスパラガスや芍薬、リンゴ、枝豆などに被害が確認されていますが、特に品質日本一として有名な「サクランボ」の被害が甚大になっていることが明らかになりました。

 サクランボは受粉が終わり、果実が0.5~1cm近くに成長していて、来月中旬からの収穫を待つばかり。今月下旬には雨よけのビニールをかける直前の降雹で、生産者には大きなショックとなっています。

 県や市、JAでは対策協議を行い、当面は被害状況を把握したうえで、被害程度に応じた病害虫防除等の栽培管理について、技術情報の提供や現地指導を行うことにしていますが、栽培意欲をなくすことが無いよう、きめ細かな支援が必要です。

by shouichiro_sato | 2017-05-17 23:52 | 産業振興 | Comments(0)  

飛鳥Ⅱ

 国内最大のクルーズ船「飛鳥Ⅱ」(全長241m、5万142t)がきょう午前、秋田港に寄港し、400人を超える乗客がバスやタクシーで、男鹿半島や仙北市角館町など県内各地の行楽地へ向かいました。

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  (写真・「飛鳥Ⅱ」が着岸すると、土崎港囃子や秋田民謡で歓迎。午前11時頃)

 同船は7日に横浜港を出発した「新緑満喫クルーズ」の旅で、秋田港が最初の寄港地。今夜6時には富山県伏木港へ向けて出港し、九州、大阪を経て17日に横浜へ帰港します。

 すでに先月25日には「ダイヤモンド・プリンセス」(全長290m、約11万t)が秋田港に寄港したほか、今年は合わせて26隻のクルーズ船が秋田港に19回、船川港に4回、能代港に3回やってきます。新しい旅のスタイルとして、秋田がクルーズ船の寄港地としてさらに利用されるよう、環境整備を進めていく必要があります。

by shouichiro_sato | 2017-05-09 22:48 | 産業振興 | Comments(0)  

花火シンポジューム

 大仙市で今月24日から開かれている「第16回国際花火シンポジューム」には、日本を含む37の国と地域から花火の専門家や企業、関係者400人が参集。登録していない個人は研究発表などへは参加できませんが、夜に雄物川の河川敷で開かれる「大曲の花火~春の章~」は、花火の魅力が満載。世界の花火と日本の花火の競演は、どなたでも観覧可能です。(入場料1人1000円が必要)

 幸いにも今夜、その「世界の花火 日本の花火」に出かけてきました。日本の花火では「大曲の花火~創造花火の部~」で有名な日本を代表する企業が5分以上の熱演。世界の花火ではスペインの企業「ピロテクニア・リカルド・カパレ」が、フラメンコなどの軽快な音楽に合わせて、立体的な4部構成で10分以上も打ち上げ、圧倒されました。

 プログラムでは日本煙火芸術協会に加盟する花火師による10号割物の競演が2回あり、締めくくりはこれまた日本代表企が打ち上げる「美しき日本の花火」。約1時間に亘る花火でしたが、内容の充実した花火の数々に感動しました。

 「大曲の花火~春の章~」は28日と29日にも開催されます。是非ともお出かけください。

 《追伸》 感動が連続するあまり、写真を撮ることを忘れてしまいました。

by shouichiro_sato | 2017-04-27 23:29 | 産業振興 | Comments(0)  

GI登録

 農林水産省は地理的表示保護制度(GI)の登録対象に、三重県松坂市などの「特産松坂牛」、山形県米沢市などの「米沢牛」、愛知県西尾市と安城市の「西尾の抹茶」、岩手県奥州市前沢区の「前沢牛」の4品目を新たに選定しました。これでGI登録は28品目となります。

 東北地方では、平成27年12月に同制度の第一号として「青森カシス」(果実類・青森県)、翌年に「十三湖産大和しじみ」(貝類・青森県)が登録されており、これで4件に。

 秋田県では大根を燻製にした漬物、「いぶりがっこ」の登録を目指しています。

by shouichiro_sato | 2017-03-04 22:36 | 産業振興 | Comments(0)  

くまモン商品

 熊本県のPRキャラクターである「くまモン」を利用した商品の昨年の年間売上高は、1280億円にもなり、過去最高になっています。2012年の売上高は約293億円でしたから、4年で4倍を超える急成長です。

 県は関連商品を扱う5252事業者にアンケートを行い、回答した4013事業所の内容をまとめたところ、くまモンのパッケージを使った県産農産物を含む食品が約1095億円。ぬいぐるみなどのキャラクター商品が約186億円。昨年4月に発生した熊本地震の復興支援に活用されたこともあり、関連グッツの販売が好調でした。

 ご当地キャラクターは全国各地の自治体が地域活性化の切り札として制作しており、「くまモン」はその筆頭格。全国に知られるまでになっています。

 さて、秋田県では平成19年の「秋田わか杉国体」を機会に秋田杉をモチーフにした「スギッチ」が登場して県民に親しまれてきましたが、製作者の意向もあって今秋に引退することに。新しくはナマハゲと未来を担う子供ロボットが合体した「んだッチ」に引き継がれます。

by shouichiro_sato | 2017-02-15 22:04 | 産業振興 | Comments(0)  

酒米生産

 秋田の酒どころである湯沢市で「酒造好適米品評会授賞式」と「酒米生産者大会」が開かれました。

f0081443_9133914.jpg 品評会には「秋田酒こまち」134点、「美山錦」156点が出品され、農産物検査法に基づく外観診査と千粒重や粗タンパク質の分析診査の結果、上位18点が入賞。

 (会場には出品された全ての酒米を展示。31日午後、湯沢グランドホテル)

 コメを巡っては消費の減退や過剰供給などの厳しい状況が続く中、酒米は特定名称酒などの輸出を含めた需要拡大も期待され、実需者との連携による良質米の供給が要望されています。

 大会では「需要に即した計画的生産」「玄米分析調査を継続し、品質の高位平準化を図る」などを申し合せ、蔵元から求められる良質米の安定生産を目指すことを確認しています。

by shouichiro_sato | 2017-01-31 22:50 | 産業振興 | Comments(0)  

コメビジネス

 「平成30年からの生産調整廃止は問題ではない。求められるコメの生産でビジネスモデルを確立した生産者が規模拡大を可能にしていく」「業務用・加工用等は増加するので、1俵単価よりも10a当たりの収入が重要になってくる。自立・継続できる創意工夫をしよう」

 さらに「競争に勝つということは、単に高く売ることではない。安定して販売していくことだ。30年以降に(コメに関わる)制度は変わっても、コメ市場は無くならない」

f0081443_23184450.jpg 湯沢市で開かれた第23回わくわく農業活性化交流会で、千田みずほ(株)代表取締役・千田法久氏が、「これからのコメビジネスについて~平成30年以降に向けて~」のテーマで講演した骨子です。

 (写真・具体的な資料をもとにコメビジネスのこれからについて講演する千田氏。湯沢ロイヤルホテルで)

by shouichiro_sato | 2017-01-27 23:16 | 産業振興 | Comments(0)  

いぶりがっこ

 「いぶりがっこ」のブランド力を高めようと、このほど秋田県いぶりがっこ振興協議会が発足しました。今後は地域の特産品の名称を知的財産として保護する、国の「地理的表示保護制度(GI)」へ登録申請を行う計画です。

 いぶりがっこは大根を燻製にして漬け込んだ秋田特有の漬物。全国的に漬物の需要が落ち込んいる中で、着実に生産・販売量が伸び、独特の風味がワインとの相性も良いとして海外でも人気です。しかし最近、県外産のものや品質が良くないいぶりがっこが見られるようになり、県内の生産者が連携して統一歩調をとることにしました。

 同協議会に加盟したのは県漬物協同組合(いぶりがっこの老舗・雄勝野きむらやなど7社)、秋田いぶりがっこ協同組合(大仙市・おばこ食品など11社)、横手市いぶりがっこ活性化協議会(市内の生産者ら20団体)の3者で、「基本技術の共通化や販路の拡大に努めていく」としています。

 尚、原料となる大根の秋田県内での生産量は、需要に対して大幅に不足しており、今後は大根の生産拡大も課題となっています。

by shouichiro_sato | 2017-01-24 22:26 | 産業振興 | Comments(0)  

枇杷倶楽部

 きょうは南房総市にある「道の駅とみうら・枇杷倶楽部(びわくらぶ)」を訪問し、運営している(株)ちば南房総の取締役統括部長・鈴木賢二さんから、地域資源である果物「びわ」を活かしたオリジナル商品の開発、農業と観光を結び付けてお客さんを誘致してきた戦略などについて、話を聞きました。

f0081443_2116519.jpg  (写真・道の駅とみうらは「道の駅グランプリ2000」で最優秀賞を受賞。記念モニュメントは大きな銀色に輝くの枇杷でした)

 道の駅の成果は、観光客57万人(昨年の実績)を誘致して日帰り、冬季・早春観光を確立。従業員が83人に達して雇用が拡大。加工品の製造や販売、農業体験などで地域経済への波及が拡がる。運営する法人も黒字が続き、累積赤字がない・・・とのこと。

 地域資源を観光資源化し、郷土の誇りを再認識したことから、さらに南房総を周年型観光地にしていく将来展望を描いていました。

by shouichiro_sato | 2017-01-20 22:28 | 産業振興 | Comments(0)